防塵防水ながら、今更のシングルコア。
OSは2.3で無難だけどメモリは昨今の主流の半分512MB、ICSのアップデートは無理っぽい。
MEDIAS N-04Cの不評もあって売れてる所を見たことが無い、Zigsowにもレビューが無い。
しかしながらあえて言いましょう、2か月間使った結論として、
この機種はガラケーからスマホに乗り換える端末として最適な非常にお勧めな端末です。
理由その1
それなりに小型ながら大容量1,700mAhバッテリー、有機ELを消費電力を抑えバッテリー
大型にするためだけに搭載、さらに1世代前のCPUを使用することによって低消費電力を実現
これらの組み合わせでスマホながらヘビーな用途でも充電無しで2日は戦える。
ガラケー移行組で最初にぶち当たるのがこの壁、スマホはバッテリーが全然持たない。
下手すると半日もせずにバッテリーが空なんてこともあたりまえ。
MediasPPのPPはパワープラスの略称で、バッテリーも持たせる為の設計を重視してます。
実際に電話のみ運用使用とした場合、1日のバッテリー消費は10%程度。
ブラウジングして、音楽を聴いて、GPS ずっとONでもだいたい1日30%ってところ。
朝充電完了して夕方にはバッテリーの無いLTE機とは比較にならないバッテリー性能。
理由その2
なんでも入りのガラスマ性能、特に置くだけ充電qiは非常に便利。
お財布ケータイ機能なんかはAndroidのウィジットを使う事によって、ガラケーなんかより
よっぽど便利に使えます。防水だけにめんどくさい充電も置くだけ充電でスマートに解決。
バッテリー性能だけであればiPhoneも同様に優れていますが、ガラケー機能が必要な場合、
選択支として最有力であるといえます。
欠点その1
今となっては非力なSoC性能、CPU性能がシングルコアなので、最新機種と比較すると
いろいろな処理を同時にうごかすとモッサリすることも結構あります。
メモリが512MBなのもモッサリする原因かと。
内蔵ストレージは1GB、最新機と比較して、多くは無いけど困るほど少なくもない。
欠点その2
Docomoのホームがくそ過ぎて、そのまま使うとかなりモッサリします。
Go Launcher EXとかADW Launcherを使ってHomeを切り替えれば十分な性能なのですが、
まあちょっと上級者向けですね。
欠点その3
ガラスマらしく、微妙に不安定なOS。
有名機種のような著しい不安定は無いです、日本のスマートフォンとしては標準的。
それでもiPhoneやGalaxyシリーズと比較しちゃうとちょっと気になる場合も多い。
再現性はほとんどないですが、1度しか使ってないカメラがバッテリー消費の40%を
占めてみたり…タマにあれ??と思う事があります。
あと、お財布ケータイがクリアケース付けると微妙に反応悪かったり。
結論
この機種は飛びぬけた高性能機ではありません。しかしながら、Androidとしては非常に
優れたバッテリー性能を持ち、必要十分なバランスの良いガラスマ機に仕上がっています。
ただの情報端末としてではなく電話としても十分に「使える」端末という印象です。
GalaxyシリーズやiPhone、Photon、HTC、REGZA仕事柄いろいろなスマホを使っていますが、
「自分用メイン電話」としてはMEDIAS PPを一押ししたいと思います。
人気無いけど。
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購入金額
30,000円
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購入日
2012年01月03日
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購入場所
通販携帯会社
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