本製品は、高性能なことから人気が高いPX-128M2PのNANDメモリを24nmプロセス製造NANDメモリへと変更したPX-128M3をさらに性能アップした製品です。これによって、性能面では、PX-128M2Pと同等ぐらいになっている点が特徴です。
公称速度は、読み出し最大535MB/sec、書き込み最大350MB/sec。
実際にCrystal Disk Markで計測してみましたが、ほぼスペック通りjの速度がでました。
この速度は、現在の最速クラスで、シーケンシャル速度に関しては、PX-128M2Pを凌駕しています。
また、実環境をエミュレートして速度を計測するPC Mark Vantage HDD Test Suiteも実行してみましたが、こちらも現役トップクラスのスコアをマークしました。人気のCrucial m4よりも高いスコアをマークしていますので、こと初期速度の面に関しては、現在、最強かもしれません。
気になる点を上げるとすれば、速度低下時のレイテンシが他社製品と比較して高めである点ぐらいです(Response Timeのグラフ参照。このグラフは、IOMeterで4KBのランダムライトを60分間実施したときのResponse Timeをグラフ化したもの)。最大レイテンシもCrucial m4ほどではありませんが、高めです。Marvell製コントローラ搭載製品は、本製品を含め、基本的に速度低下時のレイテンシが高めなのですが、このあたりが改善されると理想的なのではないでしょうか。
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購入金額
19,800円
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購入日
2012年02月24日
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購入場所
秋葉原
Picardさん
2012/02/28
スペック通りの性能が出るのも凄い!
JUN8731さん
2012/02/28
スペック通りの速度というのが素晴らしいですね。
テスト環境・構成はどのようなものなのでしょうか。
marosamaさん
2012/02/28
M/B:GIGABYTE Z68MX-UD2H0B3
CPU:Corei5-2300
RAM:4GB(Corsair CMX4GX3M2A1600C9、2GB×2)
Video:Intel HD2000(チップセット内蔵)
システム用SSD:TOSHIBA THNSNB030GBSJ(30GB)
OS:Windows 7 Ultimate SP1 64bit版
ベンチマーク測定時は、BIOSでC1E:Disable、C3/C6 State Support:Disableに設定しています。