上着を脱がなくても、手首にさっと巻くだけで簡単に血圧と心拍数を自動計測することができる
オムロンの自動血圧計です。
表示はバックライトを持たない液晶方式。
単4電池2本仕様
過去60回分の記録を遡り表示する機能は、電池の入れ替え時も保証されます。
上腕式を推奨する業界もありますが、
通年使い続けることを考えると、やはり手首式は便利。
樹脂製ケース付きです。
軽量コンパクトで毎日使えます 単4電池は充電池を使ってます
小さなモーターがポンプを駆動し、手首に巻く「カフ」に空気を送り込む仕組みですので、それなりに電池は消耗します。 メーカーによると約300回の計測が電池寿命の目安だそうです。
通常の使用では数年交換の必要が無いテレビやシーリングライトのリモコンでなく、このような場所こそがエネループを始めとする充電池の仕事場だと思ってます。
余談ですが、デザインの良さが謳われるエネループより、このように色分けすることで「一瞥でプラスマイナス(上下)が判別できる」デザインが良いと思ってます。
電池が消耗すると、液晶画面に「電池切れマーク」が表示されます。
カフの適合手首サイズは、135 〜215mm。 因みに私は170ミリ程でした。
お子様からアスリートまで、ほぼ全ての方をカバーすると思ってよいでしょう。
繊維は抗菌処理されているようです。
手首に巻いて、図のような姿勢を取り操作ボタンを一度だけ押して、カフに空気が充填されるのを感じます。
計測が終了すると一気に空気が抜けて
「最高血圧」
「最低血圧」
「脈拍数」 が表示されます。
10分間の間に3度計測した後、過去の情報を呼び出すと「その三回の平均値」を出すことも可能です。
呼び出しボタンを使って、過去60回分の記録を「日付・時間」とともに順次表示させることが出来ます。
できるだけ同じ時刻(飲食や入浴・起床後経過時間等を考慮)して継続計測することが、ご自分の体調変化を知るために大事です。
簡単
図のような姿勢をとることにより、心臓と計測器の高さを揃える事で、手首式に伴う不安定を回避することができます。
数分の安静と、安定した座位を保ちつつ、深呼吸を数回。
後はスイッチを押すだけ。
心理的な緊張さえなければ、連続して計測しても、ほぼ同じ数値が出るはずです。
日本高血圧学会による「家庭血圧測定条件設定の指針」として
朝の場合は、起床後1時間以内、排尿後、服薬前、朝食前の安静時、座位1 - 2分後に測定を推奨
夜の場合は就床前の安静時、座位1 - 2分後に測定を推奨
家庭血圧は135/85 mmHg以上は治療対象、125/75 mmHg未満を正常血圧とする
旨が謳われています。
献血ルームでも使われてました
日本高血圧学会によると、
上腕計測を推奨。手首、指血圧計の使用は避けること。
とありますが、私がゆく献血ルーム(京都四条)では、献血後の体調を推し量る時に、手首式が使われています。
Amazonのレビューでは、カフ内の空気チューブが抜けることがあるという報告が見受けられますが
私の個体ではそのような症状は出ていません。(不注意による数度の落下を経験していますが)
カフのマジックソープを含めて、充分な品質があると感じています。
加齢と血圧
生活習慣だけでなく、加齢も高血圧の原因になると聞いています。
お肌が衰えるのは目に見えますが、血管の衰えを目で確認することは難しいです。
血管内に貯まる老廃物やコレステロール、衰える毛細血管、運動不足、飲酒、喫煙、様々な生活習慣と加齢が血圧を知らぬ間に 徐々に上げてゆくと考えるのだそうです。
これは飲酒中の数値です。 脈拍は早くなっていますが、アルコール摂取により血管が広がり
血圧自体は低くなっているのが判ります。 この状態が続くと眠気が襲ってきますね。
一定の数値を超えた高血圧は、様々な病気の原因・遠因となるのだそうです。
200!なんて声を聞いてから、降圧剤のお世話にならないように、ぜひ普段から対策を練るのが高品質な生活への近道だと考えると良いのだそうです。
徐々に上がる血圧は、その本人が自覚を持つことが出来ません。
やはり血圧計が示す数値を参考にするしかありません。
病院では「白衣性高血圧」なんてことも考えられ、毎日自宅で同じタイミングで継続して計測するのがイチバン良いかもしれません。
医者に処方されてからにしても、予防にしてもです。
私は自営業者なので、年に1〜2度の400ミリ献血で得られる血液検査と、普段の血圧測定をもって
目安にしています。
献血は無料。 手首式血圧計なら初期投資数千円です。
お手軽な健康維持手段としてオススメします。
頻脈時の脈拍数が確実に拾えます
数年前に突発性頻脈の症状に苦しんでいました。
医師の診断を仰ぎ、ホルター計測器を付けて検査したのですが、原因は不明でした。
おそらく更年期障害、軽度のストレスなんでしょう。
診察時に、「苦しくなった時の脈拍数は?」と尋ねられましたが、「わかりましぇ〜ん。」
と言うのは頻脈症状が出ているときは脈自体が弱く感じられて、とても自分では数えることが困難になるんです。
その時に、手軽に脈拍数を測ろうと思ったのが購入動機です。
既に上書き消去されていますが(症状自体も出なくなりました)180以上の脈拍数が記録されました。 数分で納まるのですが、しんどいですよ〜。
-
購入金額
3,500円
-
購入日
2014年頃
-
購入場所
ぴょんきちさん
2016/03/17
毎日のことですから、お手軽さが一番。
フェレンギさん
2016/03/17
>その通りです。
これを使うようになってから、意外とその前の歯磨きもきちんとするようになり、最終的に良い結果を生んでます。
筋トレやジョギングも、楽に続けられるレベルから始めないと続きません。
くろぱんださん
2016/03/17
私も突発性頻脈の経験がありますが、
「超楽しみにしていたゲームの発売日」や「職場が変わったときのストレス」で発生しました。「楽しみ」も過ぎるのはイケナイみたいです。
フェレンギさん
2016/03/17
同じ機械はともかく、頻脈は辛いですよね。
自分は深呼吸で横隔膜を上げるようにして治す「合薬」を見つけました。
最初は横になっても治まらないので、かなり慌てましたが、今はもう大丈夫です。
くろぱんださんも、お大事にね。
くろぱんださんにコメントしているのですが、頻脈はともかく、高血圧には「納豆」が効果ありです。 血圧が気になるおものだちのみなさん、納豆ですよ〜。
タコシーさん
2016/03/18
週に1,2回食べていますね
納豆は庶民の味方ですね..
フェレンギさん
2016/03/18
昇圧剤を服用されている方は決してお召し上がりにならないようです。
知る限りでは、納豆やグレープフルーツは、ある種の症状やお薬に対して、明らかな働きがあるんですと。
ぜひお続けください。