箱を開けるとソフト収納ケースにまず入っています。

持ち手も付いて携帯し易く、両開きのジッパーになっています。

中には、本体の他、腕帯、専用ACアダプター、説明書及びクイックガイドが入っています。

ACアダプターの他、単三電池4本でも動作するので、コンセントの無い場所でも使用できます。

以前使用していた腕帯は本体から外れなかったので収納時にスペースをとりましたが、本品は外れ便利だと思っていたら、腕帯はあくまで消耗品で交換の必要があるためでした。

正確に測定するためには、1日 6回の測定を行った場合、1年程度で寿命との事。

もっとも、空気漏れが生じなければ交換するつもりはないですが、正確さを求めるならば推奨通り交換した方が良さそうです。

本体への腕帯の取り付けは、チューブの先のコネクタを軽く挿しこむだけで、その後チューブが動いても（コネクタが回転しても）簡単には外れません。

ACアダプタのコネクタは、本体上側に差込口があります。

腕帯には腕に直接触れる部分には芯が入っていますので、片手で簡単に巻けるようになっています。

腕に巻く位置も描かれているので、初めての人でも迷う事はないでしょう。

血圧計には、指や手首で計測できる簡易なモノがありますが、腕で測るのが一番正確だと言われています。

腕で計測する家庭用のモノには、病院などによく置いてある腕を通すだけで簡単に計測できるようなモノと移動が楽な腕帯を巻くタイプのモノがあります。

本品は見ての通り腕帯を使用し、電池駆動も出来るので使用する場所を選ばず計測できます。

本体は以前使っていたモノより小さくなりましたが、表示は大分見易くなりました。

撮影用に光りを当てているのでちょっと見辛いですが(^^;

動きながら測ったらとんでもない数値になってしまいました(*_*)

実際は後 40位低いですが前より高くなっており、ショックを受けています

息子の為に引っぱり出してきたのに、私の数値がやばい事に．．．．．

とりあえずそれはさておき　(ノ^-^；)ノ

それまで使っていた血圧計よりかなり進化しておりました。

計測すると測る度に数値が変化したり、病院とは結構違う数値になったりなんて事がありました。

食後や入浴後など変動の要因は様々ありますが、外的要因を気を付けているのに正しい数値にならない場合は腕帯の巻き方が悪い事が多いのですが、本品はしっかり腕帯が巻けているか分かるようになっています。

上の画像の様に、液晶部の右下に「OK」の文字が出ていれば、しっかり巻けています。
（もちろん指定の位置に巻いている事が前提ですが）

他にも、今回動きながら測ったために正常な数値が測れなかったように、計測時には正しい姿勢で計測する必要があります。動いたり話しながら計測するのはもっての外です(^^;

また、測定用と監視用の2つのセンサを搭載しており、測定用センサが正常に機能しているかどうかを測定のたびに監視し液晶部左上にある「Dual Check System」の文字下のランプで知らせます。

青く点灯していれば問題なく、異常時には点滅するそうです。

また計測する時間帯によっても数値は変わりますので、朝と夜とに計測する事を病院で奨められることがあります。

本品では 2人分の計測結果を 90回分ずつメモリしておく事が出来、更に朝と夜との週平均の記録を見る事が出来ます。

本体左下にあるスライドスイッチの位置で現在どちらになっているか分かりますが、液晶部左上にも、「A」「B」どちらになっているか表示されています。

元々血圧計に難しいイメージは無いかもしれませんが、付属の腕帯は巻き易く、計測も本体スイッチを押すだけでとっても簡単です。

腕帯を巻く時にいちいち腕まくりしなくてはならないと思っている人がいるかと思いますが、薄手の肌着ならばそのまま測定する事が出来ます。

また厚い衣服を着ている場合に、腕まくりして計測すると上腕部が圧迫され正常に計測できないので衣服は脱ぐ必要があります。

冬物の寝間着くらいなら問題ないようです。

操作が簡単な反面、いくつか気になる点もあります。

まず、腕帯が消耗品で交換の目安が 1年なのは残念です。

また、仕様にあったのですが本体装置の寿命が「5年もしくは 30000回のいずれか早く到達した方」とあります。

あくまで仕様上と言う事で、問題なさそうならばそのまま使い続けるつもりですが、医療機器としたら正確さが必要ですから仕方が無いですかね。

あと、記録データ削除に関して「A」または「B」の全ての記録を消す事は出来ますが、個別のデータのみ削除する事が出来ません。

「A」で登録しているのに、つい「B」のまま計測してしまう事なんて多々あるので、個別データの削除も出来るようにして欲しかったところです。

ちなみに「A」「B」どちらに登録していない人でも、「測定／停止」スイッチを 3秒押し続ける事で記録しないで測定する機能があります。以前使用していたモノでも出来たかは不明ですが、登録者以外が突然使いたいなんて時でも使用出来るのは良いですね。

本品が発売開始されたのは 2010年なのですが、基本機能は最新のモノでもあまり変わっていないようです。

しかしながらスマホや PCと連携できるような機種もあって気になります。次に買うなら絶対に連携できるモノに手を出しますが、当分先ですね。