レビューメディア「ジグソー」

Jazz Giants

所持する音楽データに対する私利私欲...イヤ私情私見あふれるコメント、音楽の杜。こういった分野のものは「好み」ですし、優劣を付けるのもそぐわない気がしますので、満足度の☆はあくまで私的な思い入れです。どの世界にも抜群の存在感と、成した仕事の大きさで「巨人」と呼ばれる人たちがいます。音楽においては特に前世紀に爆発的に進展したジャス界にもさまざまな巨人がいます。そんな巨人が遺した足跡の一つをご紹介します。

Tony Williams。Miles Davisのいわゆる「第2黄金クインテット時代」の名ドラマー。「第2黄金クインテット時代」はMilesとTonyの他に、Herbie Hancock(ピアノ)、Wayne Shorter(サックス)、Ron Carter(ベース)というメンツ。ここでMilesの薫陶を受けたTonyは自身もその後ジャズの巨人となる。一時期ロック寄りの路線を歩んだこともあり、そういう意味では異端児。ハイスピードな4ビートが特徴で、ロック時代に培った明確なビート感と合わせて、ドライヴィンでグルーヴ感あふれるドラムを叩く。

cybercatが彼を識ったのは直接ではなく、ここらへんの怪獣w

を通して。怪獣はTonyの大ファンで実は使うドラムのセッティングも色も同じ。ホラ。
↓Tony。本アルバムから「City Of Lights」

↓怪獣(色も同じの3フロアタムセット、この時代はヘッドも同じだな)



その「City Of Lights」。オンリズムのドラムソロのようなはじまりで、二管(Wallace RoneyのペットとBill Pierceのサックス)でリードする曲。このアルバムではメンツの入れ替え時期と重なりベーシストが二人いるがゴキゲンなランニングベースを聴かせるのはIra Coleman。

「Juiey Fruit」。リムショットで少し静かに始まるが、ちょっと粘つく?ラッパのラインがファンキィ。この曲のベースはBob Hurst 。

「Two Worlds」はハイスピードなTonyの全編ドラムソロのような爆裂プレイとピアノのMulgrew MillerのソロがCOOL。

ジャズにしては比較的ファンキィなラインもあったりで、面白い。ただ、一時期やっていたという(ここらへんはほとんど聴いたことがない)フリースタイルジャズのように曲調の変化やビート感の消失するような曲(あるいはフレーズ)があったりでちょっと難しい。

でもcybercatのアイドルのアイドルなので聴いてみた。名門Blue Note Records

からの作品だが現在廃盤(´・ω・`)

.   .   そ言えば自分もこんな口径の決め方してるのでw同類?


【収録曲】
1. Native Heart
2. City Of Lights
3. Extreme Measures
4. Juiey Fruit
5. Two Worlds
6. Crystal Palace
7.Liberty (Bonus Track)
  • 購入金額

    3,000円

  • 購入日

    1991年頃

  • 購入場所

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