Tony Williams。Miles Davisのいわゆる「第2黄金クインテット時代」の名ドラマー。「第2黄金クインテット時代」はMilesとTonyの他に、Herbie Hancock(ピアノ)、Wayne Shorter(サックス)、Ron Carter(ベース)というメンツ。ここでMilesの薫陶を受けたTonyは自身もその後ジャズの巨人となる。一時期ロック寄りの路線を歩んだこともあり、そういう意味では異端児。ハイスピードな4ビートが特徴で、ロック時代に培った明確なビート感と合わせて、ドライヴィンでグルーヴ感あふれるドラムを叩く。
cybercatが彼を識ったのは直接ではなく、ここらへんの怪獣w
を通して。怪獣はTonyの大ファンで実は使うドラムのセッティングも色も同じ。ホラ。
↓Tony。本アルバムから「City Of Lights」
↓怪獣(色も同じの3フロアタムセット、この時代はヘッドも同じだな)
その「City Of Lights」。オンリズムのドラムソロのようなはじまりで、二管(Wallace RoneyのペットとBill Pierceのサックス)でリードする曲。このアルバムではメンツの入れ替え時期と重なりベーシストが二人いるがゴキゲンなランニングベースを聴かせるのはIra Coleman。
「Juiey Fruit」。リムショットで少し静かに始まるが、ちょっと粘つく?ラッパのラインがファンキィ。この曲のベースはBob Hurst 。
「Two Worlds」はハイスピードなTonyの全編ドラムソロのような爆裂プレイとピアノのMulgrew MillerのソロがCOOL。
ジャズにしては比較的ファンキィなラインもあったりで、面白い。ただ、一時期やっていたという(ここらへんはほとんど聴いたことがない)フリースタイルジャズのように曲調の変化やビート感の消失するような曲(あるいはフレーズ)があったりでちょっと難しい。
でもcybercatのアイドルのアイドルなので聴いてみた。名門Blue Note Records
からの作品だが現在廃盤(´・ω・`)
. . そ言えば自分もこんな口径の決め方してるのでw同類?
【収録曲】
1. Native Heart
2. City Of Lights
3. Extreme Measures
4. Juiey Fruit
5. Two Worlds
6. Crystal Palace
7.Liberty (Bonus Track)
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購入金額
3,000円
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購入日
1991年頃
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購入場所
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