3×3。このグループに注目したのは例の怪獣w東原力哉参加というその一言。これより若干先行して手に入れていたザ・ダブラーズ
がツインベース、という面白い構成のフュージョンだったので、同じくベースの“妖怪”水野正敏が力哉と仕掛けたバンドなら面白くないわけがないだろう、とまったく試聴せずポチッた(当時は試聴環境もなかった)。
でも届いてみるとジャンルがぜんぜん違ったンよ。
フュージョンではない...ネ。ジャズ。...と言ってもモロジャズでもない。フュージョン以前のクロスオーバーっぽい曲もある。フリージャズのような、前衛ジャズのような薫りも少し...ジャンル的には分類不能wメンツは“妖怪”水野正敏がベースでピアノが“宇宙人(母船付き)”大徳俊幸、ドラムは言わずと知れた“恐竜(管理者無し) ”東原力哉。“”の中の文句は主宰者水野がHPで自分で書いてるw。HPではバンドのキャッチコピー?は“世界に誇り/世間に謝る/3X3”...どうなっとんじゃw
とにかく好き勝手にやっている。全てソロか?みたいな。トリオであることで音が薄くなるのでなく、一音一音が立っている!すご自己主張...ww。
「Junkie Riff」。のっけっから8分越えの大曲。ピアノの難しいリズムのリフからベースとドラムがなだれ込むと...水野は大徳とユニゾンしながらベース音もまた入れてる、という忙しさ。その後ろで怪獣は好き勝手やってる。ちょっとちょっとそれはソロなんですかい、というほどの暴れっぷり。んで実際に3人のソロもあり、長い長い。でも飽きさせない。
「Circle of Dreams」。水野の美しいフレットレスベースのメロと、ロマンチックな大徳のピアノ、いい感じにブラシを振り回す力哉のドラムが絡み合う、美しい曲。でも気がつけばコイツも長いな、6分超。
「Another Crater in The Moon」はスピード感あふれるランニングベースと超高速とはいえ4ビートで刻むトップシンバルで実は最もジャズっぽいかもしれん。宇宙人大徳のハイスピードなテーマと妖怪水野のチョッパーレスなベースソロ、怪獣力哉のドラムソロと聴き所満載。これも演りすぎ9分超。
これは妖怪・宇宙人・怪獣ががっぷり組み合った四駆(4×4)ならぬ3×3が成した2ndアルバム(だから3×3×2=18)。JAZZの衣をまとった好き勝手節。一度聴いても損はない??
【収録曲】
1. Junkie Riff
2. 大徳堂力水飴
3. Sweet’n Hot Rondo
4. Roman Water
5. Circle of Dreams
6. Another Crater in The Moon
7. Loose By Zoo
8. Bravo!
iTunesでの該当アルバムページ
主宰者水野のHPにあるセルフ曲解説(爆笑モノww)
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購入金額
3,045円
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購入日
2005年頃
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購入場所
zookeeさん
2012/01/22
cybercatさん
2012/01/22
このアルバムにコメつくとは思わんかった~(^^ゞ
>このアルバムを聴いてみようと思います^^
iTuinesでは試聴もできるので、気に入ったらゼヒ!