でも、自分はそれだけでなく、日常的に使っていました。用途は高専ロボコンでのマシン設計で、2009年から使っています。
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マシンの紹介はこれくらいにして、ソフトの話です。製図ソフトとしては高いポテンシャルを持っていて、使い方ガイド的な本まで出ています。
それだけに、使っていて不便に思う事は無く、使い込めば使い込むだけ性能を引き出せる、と言う感じです。
秀逸な機能としては、クロックメニューというのがあります。これは、マウスのボタンどちらか片方を押しっぱなしして、12方向どちらかに動かすと、特定のコマンドが使えるというものです。
また、レイヤー機能もかなり便利で、最大16x16=256のレイヤーを利用できます。
また、曲線の機能も豊富で、曖昧な寸法でもかなりそれっぽいものができます。下は、タミヤのプラモデルの説明書から寸法を取って書いてみたものです。
PCの高性能化と低価格化によって、3DCADがかなり普及してきています。3DCADは確かに素晴らしいですが、2Dには3Dには無い利点があります。
3DCADは、部品を作ってから組み立てていくというコンセプトなので、どうしても一度頭の中で寸法を決めていなければなりません。一方、2DCADは大まかな寸法さえ決まっていれば、あとはどんどん製図を進めていく事ができます。なので、同じ物を設計するのならば、2DCADの方が速く終わるのです。
ただ、当然の事ながら2DCADが平面である事は変わらないので、重なっている部分があると、頭の中で3次元空間を想像しなければなりません。どちらのメリットが良いかは人によりますし、経験にもよりますが、自分は3DCADには慣れないですね。
ただ、干渉などを見る際や、リンク機構を試してみる時などは、3DCADが圧倒的な優位を持つため、自分は、jw_cadで製図→必要に応じて3DCADでも製図 というスタンスを取っています。
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購入金額
0円
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購入日
2009年01月頃
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購入場所
きっちょむさん
2012/02/25
トレース紙に何枚かを重ね合わせて本番の絵を写し描き、、、
手が真っ黒になった記憶がありますw
名湯さん
2012/02/25
きっちょむさん
2012/02/25
時代を感じますw
製図機を使って製図するのも、、実際に手で描くので脳が活性化されて、
新しいアイディアが出たりして良い所があったりするんですけどね^^
yasuさん
2012/02/25
ちなみに今でも製図機(ドラフター)を高校で使っている学校
ありますよ。とある実業高校ですけどね。
いとこが今でも授業で使って勉強しているよといっておりました。
写真を見ると確かに使って図面を書いていました。
名湯さん
2012/02/26
CADを使う時も、始めイラストというか落書きというかを書いてから製図しています。ドラフターで図面を書くというのも興味あるのですが…
他の高専さんで、マシンの設計を手書きでやられている所もあるのですが、紙の厚さがとんでもない事になると言われてましたw
名湯さん
2012/02/26
学校で学んだ知識もありますが、殆ど自己流ですね。基本的な使い方さえ分かれば、自分でどんどん使えるようになるというのもこのCADの良い所だと思います。
そういえば、自動車のエアロパーツを作っている人達で、有名所はみんな、イラストを書いてから、パテをやすって原型を作るそうです。3DCADなんて、味が出ないというコメントをされていました。