結論としては、遠方のパソコンのメンテナンス非常に向いてるんじゃないかと思います。なにしろ、インストール終われば、起動後に接続出来る状態になるし、vnc や remotedesktop の様に操作対象のPCのIPとか知らなくても大丈夫。パソコンが立ち上がればリモートから繋がるというのは、遠隔でメンテナンスしたい時にはすごい楽。繋がらない時も、「とりあえずリブート」を考えれば良く、ルータやらポート番号が云々を悩まなくていい。なにしろ遠隔ではそんなこと出来ないしね。
RemoteView 自体のインストール方法は他の方が既に書かれているので割愛。
AgentをインストールしたPCは、Windows7 ではあるものの、 Atom 230、メモリ2Gとかなり貧弱なスペック。実際まともに動作するか不安でしたが、入れてしまえば問題なく動作しています。
さて、今回はMacからの操作にチャレンジしてみました。
基本的な操作は問題なし。キーボードもマウスも、ドラッグ＆ドロップでのファイル転送も問題なさそう。
問題があったのは、日本語入力。Macからだと半角/全角キーがないので切替がキーボードから出来ない…。とりあえず、マウスで日本語入力を切り替えれば一応出来ます。それと、RemoteViewには Ctrl-B が言語キーとして割り当てられています。こちらでかな入力とローマ字入力の切替は出来るんですが、IME off には出来ないのかなぁ。使い道としてそんなにキーボードを打つ予定はないので実用はそんなに問題ないのかも。
キーボードの切替が無理なら、コピペで、と思ったけどこれもやっぱり化けちゃう。理由はMacのUnicodeの正規化は「で」などの文字は全て「て〝」とエンコードされているため。写真の様にテディベアをコピーペースとしようとしたら「テテ?ィへ?ア」になっちゃいました。
クリップボードコピーは場合によっては文字化け
画面はデフォルトだと256色でちょっとショボイ。設定はどこからかと思っていたら、Macの通常の Preference できました。また、画面左上のマークから制御設定を選べば色数も増やせます。どこまで必要になるかは使い方次第かな。
左上のアイコンをクリックするとメニューが出現
メニューの制御設定 もしくは、Preference から設定を変更出来ます。
〜〜〜〜〜〜実用編〜〜〜〜〜〜
機能の説明はさておき、メンテナンスで実際に使うとしたら？良くあるのは、各種ソフトウェアアップデート！最近はChromeの様に裏で自動的にアップデートされるものもありますが、「Updateしますか？」というポップアップだったりするのが現状。
しかし、PCに詳しくないと「これ本当にUpdateしていい物なの？」という判断は難しいのでこの手のアップデートはほぼ放置されてます。
今回、果敢に WindowsUpdate してみました！
重要でない更新を一つだけインストール
インストールが終わると見慣れた「再起動」のボタンが・・
再起動するとセッションが切れます。当たり前だけど。
さて、実際に Update は無事に終わったのか！？結論を先に言うと無事に終わったようです。しかし、再起動後にデスクトップが一通り消えるという状態になりちょっとパニック(パニックてキャプチャ忘れました…)。もう一度再起動したら無事に終わりました。
OSの再起動が必要なWindowsUpdateは流石にやり過ぎかもしれませんが、Java や Thunderbird などアプリケーションの Update は十分出来ると思いました！
当初の目論み通り、実家PCのメンテナンスという意味では活躍しそうな気がします。
良い点
* 速さ
使ってみて始めて分かるんですがとにかく速い！この速さは使って見ないと分からないかも。
* サービス
VNC や RemoteDesktopのようなアプリではなく、サービスとして使えるのが良い。ちょっとした手間だけどものすごく重要
* 簡単インストール
アプリをダウンロードすることなく ActiveX でIEから直接インストール可能。これはやってみるとすごい楽
悪い点
* IEからのインストール
これは良い点の裏返しですが、ちょっと怖い…
* 金額設定
個人ユースで1000円/月はちょっと悩む。
えりついんさん
2012/01/12
jirさん
2012/01/17