リモートデスクトップ接続やpcAnywhereは仕事で使っていますし、今はVNCは以前使っていましたが使うのを止めています。
RemoteViewは、リモート操作ツールとしてはpcAnywhereやVNCと同じようにリート側の操作します（操作されている側からも画面をみることができます）。
この方式だとリモートユーザーに使い方を説明したりするのにも使えますね。多分企業向けだとヘルプデスク機能と呼ばれるようなものになると思います。実際にそのために使うような機能もあります。
外出先から自宅のPCを操作できるというのは非常に便利ですが、ネットワークの設定が難しかったりします。具体的には固定IPやDNS、FWのポートの設定など...
RemoteViewは難しいネットワークの知識なしにリモート接続が可能です。
リモートで操作される側のOSはWindows2000以上のWindows、操作する側はWindows以外にMac OS X 10.5以上、iOS3.1以上のiPhone、iOS3.2以上のiPad、Android 2.1以上、WindowsMobile Professional 6.x以上に対応しています。
通信ポートは一般的なWebアクセスで使用している80番と443版のポートなのでほとんどの場合特別な設定なしで使えると思われます。
実際の利用にはアカウントの作成とAgentのインストールが必要です。
アカウントの作成は、RemoteViewのトップページ( https://www.rview.com/ )で会員登録を行います。
会員登録では、基本情報(ID、パスワード、名前、電子メールアドレス、国)を入力します。
会員登録が終了すると認証用のメールが届きます。
届いた電子メールで認証が完了するとアカウントの作成は終了です。
アカウントが作成できれば次は実際に遠隔操作したいPCにエージェントをインストールします。
作成したアカウントでログインします。
RemoteView Agentセットアップを選ぶとインストールとともに下記の設定を行います。
プロキシ・サーバーの設定（Webでプロキシーを使っているとき）
ウェブＩＤ、ウェブパスワード（作成したアカウント）
接続ID、接続パスワード（リモートＰＣに接続するためのアカウント設定）
リモートプリンター
設定が終わると、モジュールの自動更新が行われリモート側の設定は完了です。
Android端末からのアクセスには、Android Marketからクライアントソフト「RemoteView」をインストールします。
RemoteViewのアイコンをタッチしてアプリを起動します。
ウェブログイン画面でRemoteViewのIDとパスワードを入力し、「ログイン」ボタンをタッチします。
リモート接続できるパソコンのリストが表示されます。
接続したいパソコンをタッチします。
「遠隔制御」ボタンをタッチします。
Agentへの接続情報を入力します。
遠隔操作ガイドが表示されます。
画面が小さすぎて操作できない...(リモートPC側が1920x1080だってのも原因ですが...)。画面を拡大するにはマルチタッチが必要だとのこと...LifeTouchNoteでは使いにくい...少数派だろうけど感圧式もサポートして欲しいなあ。
RemoteView_android.jpg
RemoteViewは非常に多機能なので単純にリモートで操作するだけではない機能がたくさんあります。
実家のPCのサポート用などにも良さそうではあるのですが、月1000円は高いかなあ...300円/24Hのような料金体系もあればいいのに。
環境は下記の通りです。
リモート側PC、Windows 7 Ultimate 64bit SP1、Core i7-870
ローカル側PC、WindowsXP SP3、Pentium4
ローカル側Android端末、NEC LifeTouchNote
回線は家の中はLAN、インターネット接続はフレッツ光
Android端末でのアクセスはUQWiMAX
ローカル側のWindows XP上のブラウザーはGoogle ChromeとSleipnirでは接続できませんでした。
IE8とFirefoxでは接続できました。
当初の予定（Android端末でリモート操作）とは違い、家の中でのリモート操作で活躍してます ^^;
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