レビューメディア「ジグソー」

見るだけ派に最適なお手軽地デジチューナー

AverMedia 「AVT-A779」
AverMedia 「AVT-A779」



我が家は6畳の狭いワンルームマンション。その狭い空間に滅多に使わないのに場所をとっている37インチの液晶テレビが置いてあります。

この度このテレビを思い切って処分して、今後はパソコンでテレビを見ようと決心し、悩みに悩んで購入したのがこちらのAver Media AVT-A779です。




【リモコンで操作したい!】

普通のテレビって好きなときにパッと電源をつけれて、寝転がりながらでもリモコンでチャンネルを切り替えできて、見終わったらパッとリモコンで電源を消せるのが当たり前な機能です。
パソコンでテレビを見るようにするといっても、普通のテレビのこの気軽さだけは絶対に手放したくありませんでした。


そこでリモコンのことを調べていたのですが、多くのPC用リモコンは赤外線方式で目立つ位置にレシーバーを設置しないといけなかったのですが、唯一ピクセラの「PIX-RM015-PUW」だけが無線方式でレシーバーをPC背面のような目立たない位置に取り付けても使用できるタイプでした。


専用のリモコンではありませんが・・・
専用のリモコンではありませんが・・・

ピクセラ製地デジチューナー「PIX-DT230-PE0」を購入すればこのリモコンが同梱されていますが、専用ソフトということで起動に時間がかかりそうなこと、Windows Media Centerは元から多用していたこともあり、リモコンは単品購入しWMCで視聴するタイプの地デジチューナーを別途購入することに決めました。




【AverMediaを購入した理由】

WMCで視聴するタイプのチューナーはBuffalo、I・O DATA、そしてこのAverMediaの3社から発売されていますが、Buffaloのは生産完了した古いモデルか外付けタイプしかなかったこと、I・O DATAのはRadeonとの相性が悪いという話があちこちから聞こえてきたため選択肢からはずし、残ったAverMediaにすることにしました。


同じAverMediaでも「AVT-A77S」は時々ショップでも見かけますが、こちらの「AVT-A779」は通販ではよく見かけるもののなかなかお店では見かけないですね。こちらのほうが安かったことと、B-CASが通常サイズのものだった(何かに使いまわせそう)ということでこちらの「AVT-A779」にしました。価格は通販にて6980円でした。




【パッケージ内容】
AVT-A779付属品
AVT-A779付属品

・チューナーカード本体
・B-CASカード
・ドライバCD-ROM
・説明書
・LowProfileブラケット
・同軸変換ケーブル
・デジタル放送ファーストステップガイド

海外メーカーの製品ということで説明書などは期待していませんでしたが、とてもわかりやすい説明書が同梱されていました。チューナーの基盤も小さくて、LowProfileでも使えるブラケットも付属していました。




【装着・インストール】

こちらのチューナーはPCI Express x1接続です。マザーボードの空きスロットに差し込んでネジ止め。付属のB-CASカードを差し込んで、同軸ケーブルを接続すれば装着完了です。同軸ケーブルは付属の返還ケーブルを使用して本体に接続します。
同軸ケーブルアダプター
同軸ケーブルアダプター



専用ソフトを使うチューナーと違ってインストールもいたって簡単でした。
付属のCD-ROMを入れて自動起動したメニューから「INSTALL」のボタンを押すだけ。その後は何か入力を求められることもなくドライバのインストールが終了しました。




【テレビ受信設定】

こちらのチューナーはWindows Media Center上にてテレビを視聴するタイプです。
ドライバーをインストールしたらWindows Media Centerにて視聴設定をする必要があります。
視聴設定①
視聴設定①

Windows Media Centerで「Media Centerテレビ」→「テレビの初期設定」と選べばあとはウィザードに従っていくだけで簡単に設定することができました。
視聴設定②
視聴設定②


なお、Windows Media Centerで見るタイプのチューナーは初回設定時にインターネット接続が必要になりますので注意が必要です。




【使用感】

導入してまだ数日しか経過していませんが、今のところ非常に安定して動作しており、とても快適です。
Windows Media Centerさえ起動すれば、あとはテレビの起動やチャンネルの切り替えも普通のテレビとそん色ないレベルでさくさくと動いてくれます。

Windows Media Center自体の特徴ですが、マウスで操作するよりリモコンで操作することに重点を置かれており、リモコンを使わずにマウスで操作する人は多少操作面で遣いづらさがあるかもしれません。
反面リモコンでの操作は快適そのもの。テレビの起動もリモコンで操作でき、全画面表示されるので離れたところからでも十分画面の文字は読み取れるし、そのままリモコンでスリープも可能。

離れたところころから見ることの多い方には非常にお勧めできる使い方だと思います。


なお、データ放送やタイムシフトにも対応しています。
リモコンが専用品では無いので、リモコンの「番組表」ボタンや「字幕」ボタンなど一部のピクセラの専用ソフト用のボタンはまったく動きませんが、それ以外はほぼすべてリモコンのマークどおりに作動しています。




【録画について】

シングルチューナーのため裏番組録画まではできませんが、もちろん録画可能です。
Windows Media Center側の機能でシリーズ録画などの機能もあります。とは言え、録画画質の設定など細かな設定はできないためあまり録画に向いたチューナーではないと思います。

ちなみに我が家では録画は別にPT2搭載の録画鯖があり、そちらで賄っているため本機では録画はしないつもりです。このPT2録画鯖で録画した番組もLANを経由してWindows Media Center上で再生することが可能になっています。




こだわりだらけでしたが、ほぼ全て自分の希望通りのテレビ視聴環境を作り上げることができました。これで心置きなくテレビを処分して部屋をすっきりさせることができます。
  • 購入金額

    6,980円

  • 購入日

    2011年11月05日

  • 購入場所

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