●浜田俊三氏 (NEC でPC-9801シリーズ、PC-VANの開発、事業化担当)インタビュー
このインタビューと立ち上げ時代だけでも1冊の本ができるのですが、残念なことに紙面が足りていないのです。
・なぜパソコンに進出したのか?
→コンピューターは下から浸食されるのが身に染みてたから
・なぜPC-9801が1年弱で事業化できたのか?
→オープンアーキテクチャへのこだわり
→→サードパーティの周辺機器メーカー、ソフトハウス支援
府中の開発部隊の頑張りも重要なポイントです。
私の感想ですが、
パソコンがどうあるべきか、真に理解している人が社内に複数いて利害衝突にならず、
かつ棲み分けるポイントを間違えなかったことが、88と98が両方とも発展できたことに
つながったと思います。
●古川亨氏のインタビュー。
彼がアスキーマイクロソフトの社長になる前に、アスキーの編集長をしていたことを知る人はもう少ないかもしれないですね。私がまだ高校生の頃でASCIIの読者だったころの話。
マイクロソフトのバイスプレジデントをやめられてからも、飛び歩かれているのは、twitterなどの情報でわかると思います。
このインタビューでは、PC-100が半導体事業部と京セラとアスキー、アスキーマイクロソフトでがっちり組んで作っている間に、PC-9801が登場したことと、ビジネス継続のために介入、潜在的な著作権侵害の発見と、そこからのビジネス展開へのつなげ方。
これだけでも面白い。
●ジャストシステムの当時の社長 浮川和宣氏のインタビュー
●PC-9800生みの親 小澤昇さんのインタビュー
リアルタイムで98で育ってきたし、ビジネスもさせていただいてたので、いろいろと知るところもあるけど、
黎明期について誰か シンプリーパームのような本をぜひ残してほしいなぁ。
ビジネス書としても面白いと思うんですよ。
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購入金額
2,940円
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購入日
不明
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購入場所
makibisiさん
2011/10/13
内容がちょっと気になります。w
はにゃさん
2011/10/13
濃いです。インタビュアーがホーテンス・遠藤さんって時点で濃いです。