デスクトップPCの、メイン機とサブ機を簡単に切り替えたくて購入しました。元々、KVMはHDMI-USB-USBとDVI-USB-USBと2種類持っていましたが、当時家を建て替え中で、倉庫にしまっていたため追加で購入しました。
BUFFALO パソコン自動切替器BSKMD201BKはDVI-PS2-USBの切替機となります。低価格でマイクとスピーカの切替も出来、コンパクトだったのが追加購入の決め手でした。また、サポート外ではありますが当時使っていた無線のマウスキーボードセットが使えたのはラッキーでした。
必要な機能は網羅
スペックは以下の通りです。
古くからある製品(と言っても7年前)ですが、この価格で、WUXGA(1,920×1,200)やフルハイビジョン(1920×1,080)、HDCPに対応しているのは魅力です。
映像以外も、PS/2キーボード、USBマウス、マイク、スピーカ端子が切替可能です。
また、マウス用USBポートはUSB-HUBを刺して複数のUSB機器の切替が可能です。
下記の2機種は使えました。
本体
本体側面、PS/2にキーボード、USBにマウスを接続するタイプで、解りやすいマークが付いていますす。
ケーブルは1.2mと標準的な長さ
何故か本体とケーブルが分離します。
本体とケーブルが分離します。昔のIDEのようなコネクターです
コネクタ部はこんな、感じです。別売でロングケーブルがあるわけでは無いので、組み立ての関係で分離可能にしてるのでしょうか?
PC側コネクタ、切替器本体への給電のためPS/2をPCに挿す必要がある
DVI-I(29PIN)ですのでDVI-Dの雌型口には入りません(要注意)
DVIのコネクタ形状
BSKMD201BKのDVIコネクタ形状は上記の通り【DVI-I(29PIN)】です。ちなみに一般的なDVIコネクタを規格で並べてみました。(これ以外にもあります)
一般的にはDVI-D(シングルリンク)が多く使われているので19PIN分(写真左端)の信号が伝送できれば良いのですが、DVIの規格上アナログ信号(VGA) なども送れるようフルの29PINのコネクタ形状となっている切替器もあるようです。
BSKMD201BKもフルPINのしようですが、Dual Link DVIには、対応しておりません。と言う表記があります。
BSKMD201BKのようなDVI-I(29PIN)で問題になるのは、PC側の受け口(メス側)が対応していない場合があります。BSKMD201BKの雄側が米に対し、DVI-Dは-になっているので差し込むことが出来ません。マザーのオンボードグラフィック出力やミニPCがDVD-Dのコネクターになっていることが多いので購入するときは注意が必要です。別途変換コネクタが必要になります。
不具合も無くコスパの良い製品
PC切替機というジャンルの製品は、新製品のニュースをあまり聞かないので、もしかすると製品寿命はもう近いのかも知れません。BSKMD201BKも2009年の発売から7年を過ぎPS/2のキーボードも少なくなって来ています。しかし、逆に言うとPC周辺機器でこれだけ長期間変わらずに販売されている製品も少ないと思います。ある意味枯れた製品で不具合も少なく価格もこなれていますので、必要とされる人にはコスパの良い製品と言えます。
キーボードポート、マウスポートのエミュレーション機能やオートスキャン機能はPC切替器では必須と言えますが、画面と音声を別々に切り換えることが可能だったり、切替手元スイッチに現在操作しているパソコンがどちらか一目でわかるLEDランプが採用されているのは評価できます。
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購入金額
4,370円
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購入日
2015年10月25日
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購入場所
ヨドバシ
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