副題だけで、いろいろネタバレしてますよね。
トールキンさんも、出版時にこの題名だとネタバレする!!と出版社と相当協議したらしいんですけど、
(本人は指輪戦争としたかったらしい)出版社側に「王の帰還」で押し切られたらしいです。
さて、指輪をめぐる、サウロンをはじめとする闇の勢力と、人間世界との戦いは最終局面を迎えます。
滅びの山を目指すフロドとサムは、ゴラム(ゴクリ)の計略により、バラバラにされ、フロドはあやわ大蜘蛛シェロブの餌食となりかけます。
アラゴルンは、来るべき戦いに軍勢を増やすべく、「死者の道」で、その昔イシルドゥアに忠誠を誓いながら果たさなかったため、成仏できず彷徨っている死者たちを探しに行きます。
死者たちを率いたアラゴルンによって、ペレンノール野とミナスティリスの戦いをなんとか勝ち残ったものの、死者たちはそれで成仏してしまいます。
それでも、フロドが滅びの山にたどり着くまで、サウロンの目をそらそうと、
アラゴルン達はモルドールに公然と戦いを挑むことを決意します。
勝ち目はない戦いに、「フロドのために!」と叫ぶアラゴルンに皆がついていき、最終決戦となります。
シェロブの毒と、指輪の浸食で、歩く力がなくなったフロドを、サムが背負い、滅びの山まで連れて行きます。
アラゴルンが、人間の王として目覚めていく過程が格好いいです!
立ち位置が、第1部と全然違うんですよねー。
リーダー的存在なのは、はじめからそうだったんですけど、
背負うものが変わってくるというか。
そしてこの第3部では、サムがえらい男前です。
ふとっちょなのは一緒ですけど、
あくまで、「この旅を終えてフロドと共にホビット村へ帰るんだ」という点においては、
このホビット以上に強い信念を持ったホビットはいない、という感じです。
メリーとピピンは、どんどん変わっていくんだけど、
サムは変化するのではなく、根っこが太くなる方で、冒険じゃなく、生活が一番大事ということが
旅の中でどんどん明らかになっていくというか。
帰るために、旅を終わらせる、そのために、強くなる。
そんな感じです。
…フライパンでオークを殴り倒せるヤツは他にいないw
劇場版で、3時間半弱あるんですけど、あっという間に終わった気がしました。
最後は泣ける。
1部から見た意味がありましたね。
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購入金額
800円
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購入日
2004年頃
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購入場所
ユナイテッドシネマ岸和田
退会したユーザーさん
2011/09/24
訳者が悪かったのかもしれませぬが・・途中で嫌になって
読むのをやめてしまいますた(・・;
だからかこの映画は一度も見たことありませぬが
今こうして紹介されると見て見たいような・・
ふじしろ♪さん
2011/09/24
騙されたと思って1だけでも見てみてくださいなー!
…長いですけど(汗
でもやっぱり面白いですよ。
王道!です。アラゴルン格好いい!