「ハンマーハンド」
「光エネルギー吸収翼」
「回転ジェットカッター」
・・・その恐るべき凄まじい装備にもかかわらず、このノスタルジックでなんとも愛らしいサイボーグ怪獣に一目で惚れてしまった。
給料日まで待っててねとショーケースに会いに行くこと数回。
やっと手に入れた念願の怪獣ソフビです。
幼児のオモチャとして考慮されたのでしょう、3枚ある翼やジェットカッターなどの突起部は丸みを帯びております。
ちなみにオリジナルのブルマァク製ガイガンは薄いブルーのようです。
その登場後、怪獣の概念を塗り替えたとも言われる未来宇宙怪獣ガイガンの生みの親、水氣隆義氏のコメントを以下に引用。
『当時の私は26歳ですが学生のころ(1960年前後)、石原裕次郎出演の映画(1959年「山と谷と雲」)で、ゴーグル型サングラスをかけた“裕ちゃん”が強く脳裡に焼き付けられていたことから、新怪獣の目にはあの「ゴーグル型サングラス」のイメージをアレンジしたデザインにしました。(1960年当時サングラスの1枚ものを初めてみたもので‥‥)デザイナーはたわいない物からヒントを得てデザインするものです。
また、このようなデザイン・イメージを煮詰めていくと、その怪獣に対して私なりに名前を付けたくなるのが人情です。
そこで新怪獣の名前も、“裕ちゃん”の「ナイスガイ」からくる「ガイ」と、渡り鳥の「ガン」を組み合せて、「ガイガン」と命名したのでした。(これはデザイン制作の過程で私の勝手で命名しただけで、この「宇宙怪獣」が採用されるかどうかも分からないし‥‥映画になってポスターを見て初めて採用されたのが分った次第です)
これで「ゴジラに負けないナイスガイの「ガイガン」が完成したのです。』
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購入金額
0円
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購入日
2011年08月29日
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購入場所
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