レビューメディア「ジグソー」

小型省電力なPCを組んでみる

P8Z嫁のPCは僕のお古のX58Core i7 920というかなりの電気食い。
そこで、省電力なSandy Bridgeをチョイスして嫁用PCを作ろうと思いました。

テーマは”省電力”

嫁の旧マシンの構成は以下。

[ 旧PC構成 ]
CPU :Intel Core i7 920
マザーボード :EVGA Classified E760
メモリー :PQI DDR3 1333MHz
VGA :XFX GF9800GT
SSD :Intel SSD 40GB
HDD : WestonDigital 500GB
電源 :玄人志向 KRPW-P630W/85+
OS :Windows XP 32bit
ケース :Antec NINEHANDRED

[ 新PC構成 ]
CPU :Intel Pentium G690T
マザーボード :P8Z68-M PRO
メモリー :PQI DDR3 1333MHz
VGA :なし
SSD :Intel SSD 40GB
HDD : WestonDigital 500GB
電源 :玄人志向 KRPW-P630W/85+
OS :Windows XP 32bit
ケース :Antec NINEHANDRED

[ 付属品 ]
付属品
付属品


○マニュアル
マニュアルは、英語だった。クイックマニュアルも同梱されているが、そちらは日本語の解説も掲載されている。
P8Z68-Mは、日本向けの小型リビングパソコンや録画パソコンなどに最適なボードだと思うので、マニュアルが日本語対応されていないのは残念だ。

他SATAケーブルx2、バックパネルなど、必要最低限の付属品だ。

[ ボード上の装備 ]
CPUソケット
CPUソケット

ASUS独自のチップなど
ASUS独自のチップなど

SATA,USBなど
SATA,USBなど


○SATAポート
SATAポートは以下のようになっている。
・SATA6G_E1
ASMEDIA製のチップASM1061が搭載されている。
こちらのポートにSATA6G対応のINTEL 510 120GBを接続し速度テストを行なった所、以下のような速度結果となった。

Seq Read :330.5MB/s
Seq Wright :208.6MB/s
512K Read :286.5MB/s
512K Wrihjt :200.3MB/s
4K Read :18.26MB/s
4K Wright :35.05MB/s
4K QD32 Read :87.96MB/s
4K QD32 Wright:67.23MB/s

ASMEDIAのチップはPCIe接続なので、速度がそれほど伸びない。
PCIeに更にボードを指すと速度が低下する恐れがある。

・SATA6G_1 SATA6G_2
こちらのポートはZ68チップセットに接続されているので、それなりの速度は確保できているようだ。

Seq Read :395.6MB/s
Seq Wright :210.8MB/s
512K Read :317.6MB/s
512K Wrihjt :206.9MB/s
4K Read :19.62MB/s
4K Wright :38.04MB/s
4K QD32 Read :87.94MB/s
4K QD32 Wright:67.00MB/s

ポートが2つあるので、RAID0構成も可能だ。

その他SATA2.0ポートは4基ついており、十分なHDDを搭載可能だ。
録画用のコンパクト&省電力マシンに適した構成となっている。

・PCI×2基
PT2を使用して録画マシン・録画サーバーを構築している人、したい人には嬉しい装備だ。
僕の場合はPV4も使用しているので、PCIが2基搭載されているのは非常にありがたい。

・PCI ex 16X2
PCI Expless 16が2基搭載されており、CrossFireが使用できる。

○EPU
ASUS独自の省エネ機能をサポートする制御チップで、マザーやCPUの各部電圧を自動調整し、省電力を維持する。

○FANコネクター
ボード上に3個しかFANコネクターが装備されていないため、過度の冷却システムを組む場合は、別途電源側に装着する必要がある。ボード上には3つしかつかないのでUEFIでFANスピードをコントロールできるFANは最大で3基ということになる。

必要最低限のFANコネクター数と言えるだろう。

○内蔵USBコネクター5基搭載
内蔵のUSBコネクターはなんと5基も装備されている。
全部で14個もUSB2.0で他デバイスを接続できるようになっている。
小型のマイクロATXマザーでは嬉しい配慮だと言える。

[ IOパネル部 ]
I/Oパネル
I/Oパネル


○DVI-I、HDMI、D-Sub
外部映像出力は、3系統用意されている。
古いモニターから最新のモニターまで全員カバーできるだろう。

○USB3.0x2
USB3.0は、ASMEDIA製のチップASM1083チップで制御されている。

○LANポート
LANは、Intel製ではなく、RealTec製のチップとなっている。

豊富な外部出力端子は非常に便利だ。
対応モニターの幅も広く、古い環境のユーザーにも優しい。
USB3.0やLANは、コストダウンのためにチップが変更されているようだ。

[ UEFI ]
Z68マザーだけあってオーバークロック設定も一通りある。
KつきCPUであれば、オーバークロックを楽しむことも可能だろう。
今回は、PentiumG620Tをチョイスしたので、電圧他は殆どいじることはできなかった。

Maximus4GENE-Zと比較するとものすごくシンプルだ。

[ 消費電力 ]
消費電力
消費電力


・旧PC構成
アイドル時:156-157W
高負荷時:260-262W

・新PC構成
アイドル時:44-45W
高負荷時:60-61W

[ 総評 ]
今回は、ドスパラのCPUセット割引を適用し5000円割り引いてもらったので、実質8000円程度でZ68マザーを購入することができた。価格性能費から言えば、割引を適用しなくても必要十分安いと感じることができる。
更に、小型PCを組む上でUSBポート数や外部出力端子などきちんとツボが抑えられている。

Z68チップセットのおかげで、CPUチョイスの選択肢も非常に広く、幅が広いマザーだと感じた。
  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2011年08月27日

  • 購入場所

19人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (0)

ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。

YouTube の動画を挿入

YouTube の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ニコニコ動画の動画を挿入

ニコニコ動画の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ZIGSOWリンク挿入

検索対象とキーワードを入力してください

    外部リンクを挿入

    リンク先の URL とタイトルを入力してください

    URL を正しく入力してください。

    画像を挿入(最大サイズ6MB)

    画像を選択してください

    ファイルサイズが6MBを超えています

    別の画像を追加

    ZIGSOW にログイン

    ZIGSOW会員登録(無料)はこちらから