でもiPhoneはそう遠くないうちに新しいものが出るし、
BlackBerryもいいけど、料金体系がめんどくさい。
そこでスマホ関連のページを見ていると、
世界初のWindows Phone7.5搭載のスマートフォンがauから出るという情報をゲット。
近くのヤマダで実機を触ってみたところ、
AndroidやiOSと違ってものすごく新鮮でした。
それに、Android系特有の(というよりもシャープのスマホの)もっさり感がまるでないのも気に入り、
いつの間にか契約書に判を押していた始末(買ったのはヤマダではないですが)。
というわけで、今回はスマートフォン界の(今のところ)際物、Windows Phone(以下WPと省略)です。
スペック的には大体auの夏モデルAndroidケータイとほぼ同等です。
まずは箱です。普通のスマホにに見えます。
付属品です。この中で重要なのは本体と説明書、保証書、USBケーブルでしょうか。
正面からです。画面上の穴が気になりますが、何かあったら怖いのでやめときます。
裏面です。WPのロゴと、長年Windows系のスマホを作ってきた東芝の文字が。
カメラは1320万画素となっています。
裏ぶたをはずすと、電池パックが見えます。
バッテリーの容量は1460mAh。普通です。
このバッテリーをはずすと、AUのSIMカードが出てきます。
ここから先はいろいろとまずいので、見せられません。重要なコードとかも書いてありますし。
電源をつけると、ロック画面はこうなります。
これはこれでそれなりにありですが、言語が日本語だと、これを変えることはできません。
ちなみに、Windowsのロゴが赤く光っているのは充電中だからです。
充電中は赤、完了すると緑に光ります。
ロック解除でこうなります。後ろの背景は何もありません。
壁紙という概念はスタートページにはないようです。
(ちなみにですが、このWPでいう「壁紙」は、ロック画面のことになります。)
さっきのページから右にスクロールすると、こんな画面になります。
WindowsのPCにたとえると、前者はデスクトップ上のショートカット(もちろん編集やアイコンの入れ替えもできます)、後者は左下のwindowsマークからいくことができる、すべてのプログラムでしょう。
ちなみに、アプリのアンインストールはここから行うことができます。
方法も、ただ消したいものをタッチし続け、出てきた項目から削除を選ぶだけ。
auが独自でプリインストールしているものも消せるので、そこはプラスのポイントです。
WPがプリインストールしているアプリはもちろん消せませんが。
まず触ってみての感想なのですが、これがauの夏モデルと同じか、というくらいさくさくです。
iPhoneは仕様が違うので比較はできませんが、同じような構成ができるAndroidのマシンと比べると、同じスペックであることを感じられません。
Androidがさくさく感でiPhoneに勝てなかったのは、iPhoneがOSから独自開発をしてそのマシンに特化し、洗練されているためではなく、ただ単にOS自体が重いだけということだったんですね。
次にユーザーのカスタマイズ性ですが、これはWPが大きく遅れをとっています。
(これがわざとだったら話は別なのですが)
先述の壁紙の件もそうですが、ユーザーインターフェースも変更できません。足りない機能を補うマーケット機能があるのはどれも同じですが、通常の待ち受けやアイコン画面の変更ぐらいは変更できるようにしてほしいところです。まあ、もしかしたらこの先アプリで何とかなるかもしれませんが。
この製品のほかに気になる点としては、
1.flashに対応していない(ただ、アプリが対応していれば、閲覧は可能)
これは見てのとおりです。youtubeやニコニコ動画はアプリがあるので完全ではないものの、見ることができるようです。ブラウザで見ることはできません。
2.MicroSDカードに未対応
これはWP7の仕様のようで、SDカードはさせても認識せず、とのことです。初回起動かファクトリーリセットをかけると認識はするが、内臓HDDのような扱いになってしまうようです。
iPhoneは外部接続で使うことはできるので、その点も遅れていると思っていいでしょう。
3.3つのボタンのうち、一番右の検索ボタンが意味不明
どんなアプリを起動していても、必ずbingの検索画面に飛ばされます。
たとえばインターネットのブラウザだったら、文章の列を探す、などの機能をつけてもいいと思います。
何のアプリを起動していない時だったら話はわかりますが。それだったら正直ないほうがいいと思っています。
あと、検索エンジンも、bingだけではなく、google、yahooなど好きなものを選べたらいいなと思います。
私はまだこのWPという携帯用OSが未成熟であること、マーケットアプリにあるアプリが少ないことを承知の上で、あえて人柱になっていますが、
今の時点では、カスタマイズ性を求める方や、スマートフォン初心者の方は、Android端末やiPhoneを買ったほうがいいと思います。
現段階では、WPをつんだケータイがこれから先普及していくかどうかはわかりません(少なくとも今の段階では、売れる可能性は少ないかとは思っているのですが)。
blackberryのようにビジネスユーザーに人気がある、などのものがあれば話は別ですが、
WPは人のつながりを中心に考えられたOSなので、たとえばtwitterやfacebookなどを多用したり、純正のofficeソフトが入っていて、文章の段落などを崩さずに編集できるという利点があるので、今の時点では、
blackberryは画面が小さくて見にくいという方、
OFFiceソフトを多用するサラリーマンの方などには非常に向いていると思います。
端末自体にらくらくホンで培われた、はっきりボイスという機能もついているので、外回り中の電話とかにもよさそうですし。
これからのOSとソフトの成熟しだいで、大きく化ける可能性を持っている、というのが今の一番のWPをさわってみた感想です。
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購入金額
73,500円
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購入日
2011年09月13日
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購入場所
auショップ
aimaruoさん
2011/09/21
現状では、SD未対応など、結構致命的な部分が多いですね。
悠斗さん
2011/09/21
コメントありがとうございます!
まあ、そこは欠点の一つではありますから、
対応しないことはないかとは思います。
ただ、資料をあさっていると、今はOSの仕様によりSDが使えないようなので、
これからWindows Phoneの中身が大きく変わらない限りは、難しいのが現状です。