「Foveon X3」センサーを採用するシグマのコンパクトデジカメです。

個性的なカメラです。

特にセンサーが他社とは、一線をなしています。

ピクセル数は2652×1768で約460万画素。

今この時代に、約460万画素？？？と思いますか。

実は、光の三原則のR（赤）G（緑）B（青）に対応した3層構造のために

有効画素数は約1400万画素となります。

1ピクセルで3つの色情報を得ることができ、原理的には偽色が発生しないと言われています。

また、ローパスフィルターがいりませんから

シャープですっきりとした高画質な画像の写真となります。

レンズは24.2mm、F2.8。35mm判換算で約41mmに相当となり使いやすいレンズです。

はじめて画質を見たときの事はよく覚えています。

シャープネスがきついな～と思ってしまいました。

それだけ鮮明でシャッキ！とした画質でした。

ＲＡＷ撮影でＰＣで確認するとシャープネスではなくて

今まで経験したことがなかった、質感の高さと解像力の高さによるものでした。

少し、緑に寄る感じですのでＲＡＷ現像で調整が必要です。

私の場合、SIGMA_PhotoPro6で調整後、Adobe Photoshop Elements 10で調整しています。

いろいろ気に入っていますが

その一つは、ダイヤル式のＭＦです。

このカメラＭＦの切り替えとその後の微調整がしやすいダイヤル式ＭＦは、使いやすいです。

だけど・・・・不器用。

何がって、想像にお任せします。

でも、いいカメラです。ほんとに良いカメラです。