このプラモも、古いのですが精巧さは素晴らしく、キャタピラに至ってはパーツ一つ一つに分かれていて、自分でそれを組み立てるという、何とも忍耐の要る作業が必要になります。
さて、モデルとなった車両はドイツのパンターD型という車両で、攻撃力・防御力・機動性・生産性と、全ての面で優れている戦車でした。アメリカ軍は、性能で劣る戦車でこのパンターと戦っていたため、1台撃破するのに5台が必要という様でした。しかし、生産性が良いと言ってもあくまでドイツの中での話なので、強力な生産力を持つアメリカには数という面で勝つ事はできませんでした。
このD型というのは、パンターシリーズの中では一番初めのモデルで、外観ではキューポラが見分けるポイントとなります。しかし、評価は悪く、史上最大の戦車戦、クルスクの戦いに無理に間に合わせる為、不具合(車体が傾くとエンジンが爆発するなど)を解消できず、目立った活躍はしていません。
この後パンターシリーズはA型、G型と進んでいきますが、当時のドイツ技術力の結晶と言っていい車両でしょう。
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購入金額
2,500円
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購入日
2006年頃
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購入場所
ヤフーオークション
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