元々前期型は歩兵支援のための戦車という位置付けなのですが、多量の戦車を持つアメリカと戦争になった以上、対戦車戦闘のできる中戦車が必要となり、応急的にこの戦車に長砲身の砲を積んだのが、「改」です。
前期型がこじんまりとした砲塔なのに対し、こちらでは砲の換装に伴って大型の砲塔に換えられています。個人的にはこちらの方が好みです。
砲の換装の結果はというと、長砲身化したといっても、その口径はわずか47mmしかなく(アメリカは75mm)、アメリカ戦車を撃破するためにはかなり肉薄する必要がありました。また、装甲も申し訳程度にしかなく、砲弾が当たればほぼ確実に撃破されてしまいました。
太平洋戦争での戦力と呼べる車両は、この97式中戦車と1式中戦車、1式砲戦車ぐらいで、これらは全て97式からの発展です。この中で、75mm砲を載せた1式砲戦車は、フィリピンで僅か4両でアメリカ軍に大きな損害を与えたそうですが、他は一方的にやられるだけでした。
さて、このプラモデル、一度販売中止になっていたのですが、最近ではまた売り出しているようです。これなら割高な値段出して買わなくて良かったのにw
(6月12日)このプラモのモノクロ調の写真を追加しました。
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購入金額
2,500円
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購入日
2006年頃
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購入場所
ヤフーオークション
cybercatさん
2011/06/05
名湯さん
2011/06/05
最近ネタ切れになってきたので、過去に作ったプラモを載せていこうかと思っています。
kazさん
2011/06/05
塗装もご自分でされたんですか?
プラモ懐かしいです。
子供の頃、大日本帝国海軍の艦艇欲しかった記憶が。。
名湯さん
2011/06/05
これは、自分で塗装しました。下のカーキ色を安物エアブラシで塗り、迷彩は筆を使っています。安物でも、エアブラシが有るのと無いのでは大きな違いです。
船もいくつか作りました。並べると面白かったですね。
愛生さん
2011/06/16
迷彩塗装も、自家製ですかw
私も子供の頃、戦車のプラモを作りましたが、ゲパルト対空戦車が好きでしたw
名湯さん
2011/06/16
ゲパルトというと、日本の87式が出てきますね。戦車も含め、日本はドイツのデザインを真似しまくっていて、面白いです。