付いているソースがラジオとカセットなので本当にラジカセなのです!
後にCDプレイヤーが搭載されているモデルも発売されました。そちらはそちらでおそらくピックアップが劣化して再生不可でしょう。
AUXインプットがありますから、カセットが故障しても、他のソースをつなぐことができます。
肝心の音は、さすがBOSEといった中低音の効いたパンチのあるサウンドです。
実はBOSEの音はそれほど超低域が伸びているわけではないです。
サブウーファーなどに慣れた耳にはきっと物足りないでしょうし、口径の大きなスピーカーシステムを組んでいる人、もしくは18cm以上の低能率低F0な現代的ユニットを積んだスピーカーを常用している人には少し安っぽい音に聞こえるかもしれません。どこまで行ってもラジカセなので(BOSEの小型システムはどれも同傾向です)。
とはいえ、このラジカセ単体で聴く分にはまったく問題ないのです。音のまとめかたが上手なんですね。それほどスピーカーが離れているわけでもないのに、テレビにつなげば結構音が広がります。空間を感じさせるのがうまいのもBOSEのスピーカーシステムの得意とするところです。
特筆すべきは電池駆動が可能なことでしょう。車載電源(12V)でも鳴らすことが出来ます。
購入時に、持ち運びに便利なキャリーバッグがついていて、野外に持ち出してBGMをかけるなんてことも。もちろん、マナーには気を付けなくてはいけません。
多分にバブルのにおいのする商品ですが、いまでもオークションを中心に中古品の流通もあるようです。
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購入金額
200,000円
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購入日
1992年頃
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購入場所
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