レビューメディア「ジグソー」

視野角が狭い デザインはよい

5人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • ik2010さん

    2011/06/13

    Sonyから2008年3月に発売された高画質回路「ブラビアエンジン2」を搭載したモデル。

    現在いろいろなTVが各メーカーから発売されているが、私はなかなか買い換える気がおきない。その理由は2点。
    ①スタイルがカッコいいこと
    ベゼル(縁)が細くスタイリッシュな外観は、私の家のような狭い部屋(6畳)でも圧迫感を感じさせず、自然にとけ込んでいる。また、画面下部の「Sony」の文字がバックライトでひかるところもクールでお気に入りのひとつだ(設定で消すことも可能)。
    ベゼルがテカテカしているところが若干安っぽさを感じるもののこれは個人の好みの問題か。

    ②パネルがノングレア(非光沢)であること
    液晶パネルはノングレアである。日中陽の当たるところでも問題なく視聴が可能である。反面、今はやりのグレア(光沢)パネルのような煌(きら)びやかさや、一見の美しさはない。
    しかし、私はどうしてもグレアパネルが好きになれない。
    グレアパネルは、すべて綺麗にみがかれた窓ガラス越しに見ている感じがするからだ。現像された写真をみている、と言った方がいいかもしれない。しかし実際の人物(例えば皮膚)はキラキラしているだろうか?実際の風景はテカテカしているだろうか?そうではないはずである。「実際にそこにある」感からいえばグレアの方がリアルなのではないか、と私は思っている。そうしたことからこのF1の画面はリアル感があって気に入ってる。
    また、黒い画面でも自分が写り込むこともないところがノングレアのいいところ。(イケメンの方はグレアの方がよいかも?)

    しかしF1の不満がないわけではない。
    それが視野角の狭さである。どうも水平45度を越えるあたりで色が白っぽくなってしまう。
    TVの置いてある横の隣の部屋からみるとどよーんとした白っぽい画面になってしまうのはマイナスポイントである。(兄の家にあるKDL-40V1(当時並んで売っていた)ではそのようなことはない。)
    あとはスリープタイマーがリモコンからワンタッチでおこなえないこと。
    以前使っていたブラウン管TVではリモコンにスリープタイマーボタンがあって1つ押すごとに15分、30分45分・・といったように消すまでの時間を簡単に設定できた。
    しかしこのF1の場合は、まずリモコンの「オプション」を選び次に「下」ボタンを10回押して"スリープタイマー"まで持って行って「決定」を押し、さらに「上」「下」ボタンで時間を選んでまた「決定」を押さなければならない。私がスリープボタンを押すときはいつも眠くなる寸前。眠くなりそうなときに何度もボタンを、しかも違う位置にあるボタンを何度も何度も選んでやらなければならないのはとても面倒である(そのため眠くなりそうなときは諦めてすぐにOFFしてしまう。結果として省エネにはよいのかも。)。ここは是非改善してもらいところである。

    当時18万円、そしてエコポイントの始まる1ヶ月前に買ってしまった悔しさから、まだまだ現役で使っていこうと思うお気に入りのカワイイTVである。

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