TAKE 6はその名の通り6人からなる男性コーラスグループ。ゴスペルをベースにジャズ系のアカペラコーラスが得意な黒人グループだ。もともとすばらしいハーモニーを特徴にバックをあまり入れない形で活動していたが、通算4枚目となるこのアルバム"join the band"では題名通り「(バック)バンドが一緒」の構成が大部分を占め、かなりキャッチーになっている(古くからのファンにはそこが賛否両論みたいだけど)。
参加している「バンド」メンバーも豪華で、サックスにKirk Whalum、ギターにPaul Jackson, Jr.やMichael Thompson、Dann Huff、ベースはNeil Stubenhaus、キーボードDavid FosterやHerbie HancockにStevie Wanderと超豪華。でも彼らの声のチカラがそれらに負けてないのがスゴイ。
1曲目の「I Can't Keep Goin' On And On」は打ち込み主体の曲だが、6人のハーモニーのうねりが躍動感あふれるグルーヴを作り出していて、今までのアカペラ主体で和で聴かせる彼らとは違うことが一聴して歴然。ソウルフルで「クロい」。シンセブラスのリフがラシイ!つづく「All I Need」はKirk Whalumのウォームなサックスソロが泣かせるミドルテンポのバラード。ここでも彼らのハーモニーは完璧だ(彼らは0.3度のズレも判るらしい)。
「My Friend」はRay Charlesとの競演曲だがフィンガースナップとアカペラだけで構成されたハーモニーがゴスペルちっくだ。
シングルヒットともなった「Biggest Part Of Me」は以前ご紹介したDavid Packが在籍したバンドAMBROSIA
のヒット曲。完璧なハーモニー。AORの名曲だが元曲より「ラシイ」かもしれない。
Stevie Wanderとの競演「Why I Feel This Way」はジャジィでクリスマスにでも聞こえてきそうな曲。Herbie Hancockのピアノが華を添える。
豪華なバックに負けていないゴージャスな彼らのハーモニーがイイよ!
.....でも「4 Miles」での口(くち)トランペットはどうやってあんな音を出しているのか(歌ってるのか)いまだにナゾだけど。
【収録曲】
1. I Can't Keep Goin' On And On
2. All I Need (Is A Chance)
3. My Friend
4. It's Gonna Rain
5. You Can Never Ask Too Much (Of Love)
6. I've Got Life
7. Stay Tuned (Interlude)
8. Biggest Part Of Me
9. Badiyah (Interlude)
10. Harmony
11. 4 Miles (Interlude)
12. Even Though
13. Why I Feel This Way
14. Lullaby
Take 6 Official HP
「Biggest Part Of Me」
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購入金額
2,400円
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購入日
1994年頃
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購入場所
N-DRさん
2011/05/31
cybercatさん
2011/05/31
>いいですね、いいですね~大好きです♪
あの~。
ワタクシノオンガクノシュミハジャンルテキシボリコミガナク、コワレテマスガ、N-DRサンノモジュウブンシリメツレツデスネ....
つかここまで広く反応するヒトも珍しいんですがっっっ
N-DRさん
2011/05/31
マダワタシテモチノ2000ブンノ1しかダシテナイシ・・
cybercatさん
2011/05/31
!さすがにそこまではネタないなぁ...
その1/3位ならありそうだけど。