過去にデジカメ一斉処分を行った際に、コンパクトでレンズ描写の良いコンデジが欲しくて下取り購入した物。確かにハマると思った以上に良い画像を吐き出す。
…が、有機EL液晶の質が悪く、日中晴れ渡った青空の元で撮影を行う際は画面が非常に見辛い。すぐに液晶シェードを取り付けた。また、すぐにハレーションを起こし液晶が壊れたかのような縦縞が入るので心臓に悪いのが難点。そういう症状が出ない別売のEVFを購入した方が使い込むのならベストだろう。
また。F値が低いので暗部でも写し易いかと思いきや意外にAFは迷う印象。それなりにISOを上げないとシャッタースピードが稼げない。手振れ補正も思った以上に効かないので食事の写真を撮影する場合は気を付けた方が良い。
ノイズはあまり厭らしい出方をしないので、印刷する用途ならISO400、縮小なら800まではいけるかなと感じた。
画像そのものは付属現像ソフトでRAWデータを追い込めばかなりのクオリティに仕上がるのだが、このカメラの用途を考えるとそこまで求めるユーザーがどの程度使っているかは疑問。同クラスの機種同士であればjpegの品質もかなり上であろうかと思われるので、ドラマチックモードやラフモノクロームなどのエフェクトを使いノイジーでアーティスティックな写真を楽しむのが良いのではないだろうか。
ボケ具合も少々個性的なので、ボケを生かすよりはかっちり写す方が向いていると個人的には思う。
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購入金額
40,000円
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購入日
2011年10月頃
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購入場所
カメラのキタムラ
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