レビューメディア「ジグソー」

ロクナナ!レビューIYH⑤

今回ロクナナ!レビュー用で新たに購入したモノ。

買っちまったぜ。じゅる。

現メインPCの箱が

でもともと箱フェチのケがある私。
今回mini-ITXで組むことになり、またレビューだけで終わらず今後ある用途で常用しようと考えているので、箱にはこだわりたかった。
・コンパクト
・ATX電源内蔵可
・ある程度の拡張性
・5インチベイ1つ以上
そして
・「フル」アルミ
こんな無茶な注文のケースは...あります。
とどいた!
とどいた!

Abeeと星野が最初の志と異なりフルアルミ一辺倒ではなくなっている今、また価格が高止まりしておいそれと買える代物でなくなっている今、伸してきたメーカーLIAN LI 。

奇抜な蜘蛛型mini-ITXベンチ台やサイドの蜘蛛型の窓、フルアルミフルタワーの存在や豊富なカラーバリエーションと比較的安価な価格で急激に存在感を増しているメーカー。

初期はバリやあわせの悪さなどで、国内2メーカーにはかなわないとされていたが最近は工作精度を上げてきている。

このケースもサイドパネルの開けにくさなどネガティブなインターネット情報はあったが、さすがにさらに7k以上高い星野のALCYON DX700等にまでは突っ込めず、コイツに選定。届いてみると「赤」がイイ感じです。
下半分は悪く言えばのっぺり
下半分は悪く言えばのっぺり

ATX電源もOK、PCIスロットも2枚分のスペース。
ATX電源もOK、PCIスロットも2枚分のスペース。


組んでみました。普通に行ってはおもしろくないと、タイムトライア~ル。
一般的なATXタイプであれば、拡張ボードさえ積まなければ30分以内に通電確認まで持って行けるのでこれを目標で。

骨格となるシャーシがあるわけではなく、フロント→トップ→バック→ボトムの筒状になったモノコックボディ(?)に側板が止められる形状。そのためアプローチは横からのみになります(電源部分の開口部はATX電源対応のため大きいのでここから手を入れることは可能)。片側計8個もある皿小ねじを取って側板(向かって左側面)撤去。これでボードを固定する側(向かって右側面)が露出するので取り付けようとしたが、かなり深いので手勝手が悪く結局右側も外す羽目に。
片側8つ。しかもネジ小さい(紛失注意)
片側8つ。しかもネジ小さい(紛失注意)

ちょっとアプローチ深すぎ
ちょっとアプローチ深すぎ

次にバックパネル装着。ただはめ込むだけなんですが、このケースの問題か使用したDH67CFB3
付属のパネルの問題かサイズが合っておらず(穴<パネル)、すごく入れるのが難しく(硬く)このパネル挿入だけで貴重な5分を浪費!30分以内組み上げ既に暗雲。
バックパネルはめるのに予想外の苦労
バックパネルはめるのに予想外の苦労

結局ハズした右側面にM/B固定で13分経過。
DH67CFB3固定完了
DH67CFB3固定完了

CPUとCPUクーラー(今回純正使用)付けて、メモリ装着。ここまでで17分。
CPU、CPUファン、メモリを装着
CPU、CPUファン、メモリを装着

さっきのバックパネルに押しつけながら(これも結構力いります)右側面の8つのねじを締め固定。
あと7分!
あと7分!

あと7分あるのでなんとか行けるかと思いきや...光学ドライブ取り付け順で失敗。光学ドライブ取り付けはいつもフロントから入れてちょいちょいと止めるだけなので後回しなのですが、このケースはフロントに化粧パネルがついており、これがとれないので、ケース上部にぶら下がっている5インチベイケースを取り外し、上から入れないといけないことが判明。この取り外しのネジは側板で隠れる仕様。
ここの固定用ネジを外さないとドライブベイはとれない
ここの固定用ネジを外さないとドライブベイはとれない

またどのみちドライブを横からねじ止めするので側板は結局外さなければならないし...このケースに関してはベアボーンよろしく、光学ドライブをケースの一部として組み込んでから組みはじめるのが良いようですorz

電源の固定は、ケース裏に付いている電源固定板に電源ユニットを固定した後、それごと滑り込ませ固定板と本体を固定するタイプ。
電源固定板へ装着
電源固定板へ装着

今回利用した電源

はファンガードが電源から飛び出し気味(=電源ケース側にへこみはあるもののそれに収まりきっていない、特に社名のエンブレム)のため、押し込めば入りそうでしたが傷がついてもつまらないので、電源ファンガードを外して作業。電源コードの収まりの問題で、結局何度も電源ユニットを出し入れすることになったのでこれは正解。
電源ファンガードは取って作業
電源ファンガードは取って作業

光学ドライブ取り付けのバタバタと予定外のファンガード撤去などもあり、ここまででタイムアップで30分チャレンジはあえなく失敗orz....ちょっと予習が足りなかったみたいです(^^ゞ

...では、気を取り直して..

HDD装着法は少し変わっており、ケース下部にあるドライブ固定ボードに止めるのですが、3.5インチHDDは直接止めるのではなく、ゴムブッシュを専用ねじで留め、それを固定ボードにはめ込む仕様。
こうやってはめ込みます
こうやってはめ込みます

装着完了!
装着完了!

裏に装着する2.5インチSSDベイはねじ止めのため、このドライブ固定ボードを取り外す必要がありますが(それでも左側面からアプローチすると手前の2つのねじを外すとスライドできる)、HDD交換時には手前にスライドするだけで、パカっと外れます。

Mini-ITXケースとしては広めのケースですが、使用した手持ち電源が750Wクラスでさすがに大きい!プラグインタイプで使わないケーブルの処理の必要がないとは言ってもCPUファンとの干渉を避けるのが難しく、何度も引き出しては収まりを調整し...の繰り返し。ようやくファン干渉がなくなったので、固定。
電源取り回しキビシ~
電源取り回しキビシ~


ここまでで約50分弱。説明のため写真を撮りながらといっても45分はかかっており、例の光学ドライブ固定手順のミスがなくても30分は高難度でした。

このケースの構造上、ATX電源使用可能と言ってもできるだけ奥行きは浅いものを選択すること、可能であればプラグインタイプを選択すること、が重要なようです。

組みやすさはともかく、質感はすばらしく満足度が高いケースです。
コンパクトでぎゅっと凝縮してるし。
メインPCケースの

コイツと比べると親子みたい。
コンパクト!
コンパクト!

奥行き特に...
奥行き特に...

あと電源LEDが青でHDDアクセスランプが赤、というところはちょいと派手かも、です。
上が電源、下がアクセスランプ
上が電源、下がアクセスランプ


..でもなんで左のAmazonの絵やメーカーサイトの絵と電源スイッチの場所違うんだろ??
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2011/05/08 組み上げプロセス追記
  • 購入金額

    15,019円

  • 購入日

    2011年04月10日

  • 購入場所

    ツクモネットショップ

コメント (16)

  • operaさん

    2011/04/18

    洒落てますね~♪

    私も予算が許せば新しく出たキューブ型なんかにも行ってみたかったのですが。。(^^ゞ
  • cybercatさん

    2011/04/18

    operaさん、まいど。
    >洒落てますね~♪
    これはホントにいい色です。
    今回PCラックには入れるつもりがないので、視覚的にお洒落なモノに逝きました。
  • N-DRさん

    2011/04/18

    かっこいいな~
    赤系だと黒ドライブが似合うからいいですよね。
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