レビューメディア「ジグソー」

ソフトウェアによる進化形

先代のコンデジを長男に破壊され、その代替機として本機を購入。

購入後なかなか細かいところまで使い込む機会がなくレビュー公開が延期しているが、プレミアムズーム機能の説明に良い写真があったため、これだけ掲載させて頂く。

詳細なレビューについては後日書き直させて頂きたい。

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本機の仕様を見て頂くと分かるが、性能としてはそれほど高いわけではない。
高画質特化のカメラを探していた私もそれほど興味をそそられる仕様ではなかった。

良い画を撮るなら良いハードという考えを、私はこれまで使ってきたカメラで実感していた。
しかし、このカメラはこれまで概念を覆したのだ。
考えは間違っていないことなのだが、逆のアプローチから攻めたのがこのカメラだ。

カメラとしては一般的な性能だが、本機はデジタル処理する部分を超高速にしたのだ。
そして、その速度を生かしソフトウェアで画像を合成してしまおうという、ソフトウェアカメラの最新進化形と言える。

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本機のズーム性能は光学12倍、デジタル4倍という最近では一般的な値である。
デジタルズームを使ってしまうと、ドットが荒くなったり、ぼやけてしまうのが避けられない。
しかし、本機は高速処理を活用することにより、1回のシャッターで同時に複数枚の写真をとり、その写真を解析することにより実像に近い値を割り出す、ハッキリした画を作り出すのだ。

写真は、同じアングルからのワイ端とテレ端である。
ワイ端の中央辺りにテレ端のビルが写っている。

ワイ端
ワイ端

テレ端
テレ端


ここまで寄ってしまうと、光学ファインダーを持たないコンデジでは、さすがに被写体に合わせるのが大変なのだが、上記の通り実像を分析するために多少のブレが逆に必要になってくるのだ。

なお、手ぶれ補正にもなかなか優秀であることも付け加えておきたい。

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まだ、それほど多くの機能を使用していないため、トータル的に見ることはできないが、実に面白いカメラである。
見方によってはカメラとしては邪道かもしれないが、デジタルカメラだからこそできることであり、私としては「あり」だと思う。

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2012/02/19の「ほこたて」に触発されてMilk-Crownにチャレンジ。
全面白色のためフォーカスが合わせづらく、濃淡をはっきり出すのは難しい。
自宅のキッチンで試したため光量が足りなさは否めないが、この条件下で素人の私がここまで取れるとは驚いた。
カメラの機能としてまだまだ使いこなせていなかったことを改めて実感させられる。

  • 購入金額

    24,000円

  • 購入日

    2011年07月17日

  • 購入場所

    ケーズデンキ

19人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (3)

  • いっしーさん

    2011/08/11

    私はカメラについてはあんまり詳しくないですが
    こういった、技術をアピールされると欲しくなってしまいますね。
  • kenさん

    2011/08/11

    CASIOは、デジカメ初期の頃から頑張っているので、
    この手の技術蓄積が豊富なんでしょうね。
  • 蒼-aoi-さん

    2012/02/20

    ごめんなさい、コメント返信するのを忘れていました。
    半年遅れの返信、ご容赦下さい。

    普段使いでも、このシャッターの切れは心地よいです。
    CASIOのQ10から始まったデジカメの時代もここまで来たか!って感じです。

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