当時はまだ勤務先でリムーバブルメディアとしてフロッピーとMOが使われていた時代(USBメモリーなどは殆ど普及していませんでした)で、勤務先のPCと自分のPCとの間でデータを移動するときなどに使うために常備していました。
購入動機は単にジャンクとはいえ当時としては破格の1,000円で買えたからというものだったのですが、数種類同一価格で出ていたMOドライブの中で敢えてこの製品を選んだ理由というのは、この製品にはUSBハブ機能が備えられていたためです。
PCG-SR9C/Kは携帯性には優れていたのですが、その反面拡張性という点で難があったPCでした。USB、i・Link(IEEE1394)、PCカードスロットが用意されていたものの、それらは全て一つずつしか用意されておらず、ハブ機能が用意されていない機器を接続してしまうと、他の機器との排他利用となってしまうのです。
このMOU-640RH自体は、USB1.1接続ですし、中身のドライブも3,600rpmのものが採用されていましたので、速度という意味では当時の水準で見ても遅い方でした。当時のMOは、速度重視であればSCSI接続で使うべきジャンルの製品でしたからね。
この製品のメリットはUSBハブ機能に尽きるといえます。特にPCG-SR9C/Kで使うためにはこの製品が最適であり、随分役立ってくれました。
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購入金額
1,000円
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購入日
不明
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購入場所
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