購入しておいたはずのSCSIカードの発掘作業を行っていたときに発見しました。
●FUJITSU MockingBird MO FMO-1300W2
富士通の自社ブランドのMOドライブを採用した外付けSCSI接続の1.3GB GIGAMOドライブです。
<スペック>
・型番:FMO-1300W2
・インターフェース:SCSI II/Ultra SCSI
・対応ディスク:128MB、230MB、540MB、640MB、1.3GB
・オーバーライト対応:230MB、540MB、640MB
・回転数:4,558rpm (1.3GB:3,214rpm)
・キャッシュ:2MB
・ベゼカラー:ベゼル無し
・消費電力:10W以下
・SCSIコネクタ形状:D-subハーフピッチ50ピン
●内蔵ドライブについて
ケースはネジがラバーフットに下に隠してあるようで分解するのは困難です。ケースのフロント部分の形状からの判断ですがベゼルは取り除かれていると思います。
内蔵するドライブについてはデバイスマネジャでの確認ですが単体でも販売されているFUJITSU MCD3130SSでした。
●ベンチマークテスト
Ultra SCSIカードにて定番のCrystalDiskMark 3.0.1と640MB OWメディアを使用して転送速度を計測してみました。(写真3)
結果はシーケンシャルリード2.2MB/s、シーケンシャルライト1.1MB/s。最近のフラッシュメモリなどと比べると非常に低速ですが、MOドライブの中では高速なドライブと言えます。
●感想
GIGAMOに対応した比較的初期の製品ということでドライブの回転数は中間の4500rpmですがSCSI-2接続のため速度も十分に発揮されているようです。
インターフェースはSCSI-2ですので使用するのにSCSIカードが必要になりますが、SCSIカードはジャンクで数百円で販売されているので入手性は悪くないので問題なしと言うことで。
購入後は倉庫で保管していたのですが2001年ごろの製品が今でも問題なく動作しているのは凄いです。MOはメディアもドライブ本体も頑丈なようです。
<2011/04/02>
・写真の追加とレビュー本文に追記を行いました。
-
購入金額
1,500円
-
購入日
不明
-
購入場所
リンさん
2011/02/23
SCSIってだけでCoolです(笑)
>結果はシーケンシャルリード2.2MB/s、シーケンシャルライト1.1MB/sでした。
当時は早いと思っていましたが・・・こんなもんだったんですね><
Sheltieさん
2011/02/23
ランダムアクセスに弱いということは理解していたのですがシーケンシャルアクセスでも遅かったわけですよね(^-^;
この頃のHDDはUDAMA33の転送速度を使い切っていなかったことを考えると20MB/s前後でしょうか。リムーバブルメディアということを考えると当時としては十分な速度だったということかもしれませんね。
guruさん
2011/02/23
私も発掘したので動かしてみる予定です。
当時はスピード気にしていませんでしたがこんなに遅いんですね。
私も時間があれば試してみますね。
Sheltieさん
2011/02/23
640MB MOでもATAPIモデルは存在していますが、二ギガもまでSCSIタイプがリリースされていたことを考えるとSCSIの安定性とCPUへの負担の少なさが重視されていたのかなと思っています。
スピードに関しては計測してみて驚きましたが、当時のHDDなども低速でしたので気にならなかったのかもしれませんね。
guruさんの発掘したMOの登録楽しみにしてます!
TENGA(元れとろ)さん
2011/02/23
640のOW版のMOを使っていました
ネイエフさん
2011/02/23
しかし速度はすさまじい・・・
Sheltieさん
2011/02/23
自分もギガモはメディアなども高いので640MBのOW対応ドライブを使用していました。先日登録したのも最近(といっても2~3年前)に手に入れたジャンク品です。二ギガもジャンクで転がっていると良いのですがなかなか見かけないです。