1987年にハドソンから発売されたファミコン用のロールプレイングゲーム。
《6歳になった桃太郎は、おじいさんからは励ましの言葉、おばあさんからはきびだんごをもらって、村人を苦しめる鬼たちを退治するために鬼ヶ島へと旅立ちました》
おとぎ話の『桃太郎』がベースになっている和風ファンタジーで、花咲かじいさん、金太郎、浦島太郎、三年寝太郎、かぐや姫なども登場。お供のイヌ・サル・キジにサポートしてもらいながら、行く先々の村で鬼たちを懲らしめていきます。
監督はさくまあきらさん。ゲーム中に散りばめられたギャグやパロディのおかげで、思わずクスクスと笑ってしまいます。また、桃太郎はプレイ時間によって歳を重ねるのですが、希望の都にある女湯に9歳になる前に到着できればムフフなご褒美も……。
RPGらしく、経験を積むと段(=レベル)が上がり、仙人からは術(=魔法)を会得する、といった育成面も楽しめます。戦闘面はちょっとバランスが悪かったように感じます。特にボス戦で、会心の一撃を撃ちこめる「ろっかくの術」頼みになることが不満でした。
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購入金額
5,800円
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購入日
1987年10月26日
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購入場所
由樹さん
2013/11/18
このころのハドソンのノリって凄く好きなんですよね。
このゲームも昔話っぽいのが楽しくて好きでした。
今の子供にも、勧めたい話なので
ぜひリメイクしてほしい一品です。
千里一歩さん
2013/11/19
桃伝シリーズは、スーファミやPCエンジンでも展開されましたよね。誰もが知っているお伽噺や「鬼を懲らしめる」といったマイルドな表現など、最近とみに厳しくなっている自主規制にも引っかからないと思いますので、安心して子供たちに勧めることができますw