1987年にデータイーストから発売されたファミコン用のロールプレイングゲーム。
《天界に神々、地上には人々が暮らすギリシアで、突如として女神ヴィーナスが魔王ハデスに連れ去られた。この事態を憂えた大神ゼウスは、ヴィーナス救出とハデス討伐をヘラクレスに命じたのであった》
ドラクエやドラクエⅡに夢中になった当時、ゲーム雑誌を読んで購入を即決しました。個人的には、ギリシャ神話を下敷きにしていることが高ポイントで、予備知識があれば背景も楽しめます(登場する神々や中ボス12体の由来など)。マイナス点と言えば、NPCから得られるヒントの繋がりが分かりづらく、次の行動に迷ってしまうこと。
戦闘面に話を移すと、まずは魔法を使えないといった古臭さが欠点。その代わり、武器ごとの特性が魅力で、敵の状況に応じて武器を選択する戦略性が見られます(空の敵には弓矢、海の敵には矛など)。また、武器に設けられた耐久力は見逃せない設定。恐らく、武器が壊れるといった概念はそれまでのゲームで初めてだったと思います。
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購入金額
5,300円
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購入日
1987年06月12日
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購入場所
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