Socket7末期のM-ATXモデルです。
【メーカー/型番】AOpen / MX59ProⅡ
【チップセット】VIA MVP4
【Socket/Slot】Socket7
【対応CPU】Pentium系、K5/K6系、6x86/MX系、Winchip系等
【メモリスロット】SDRAM×2
【拡張スロット】PCI×3、PCI/ISA共用×1
【主なオンボードデバイス】VGA、サウンド、ATA66
【フォームファクタ】M-ATX
【リリース時期】2000年3月
最近、ビデオカード程度でしか名前を聞かなくなった、AOpenのマザーですが、この頃はASUSやGIGABYTEに負けないくらい有名なマザーボードメーカーでした(;=゚ω゚)=333
それどころか、ビデオカード、サウンドカード、光学ドライブ、ケースに至るまで、あらゆる自作PCパーツを販売していました。今だとAOpenがマイナー扱いされており、時代が変わったという感じがします(´ω`)
この時代はCPUのFSBと倍率の設定はジャンパーやDIPスイッチで行うのが一般的でした。
本機は、VIAが初めて投入したグラフィック統合チップセットのMVP4を搭載しています。
このグラフィックはTridentのBlade 3D相当ですが、統合チップセットとしてのグラフィックのパフォーマンスはかなり低いものでした・゚・(つД`)・゚・ それでも、DirectXベースのゲームしない限りは特に不満も無かったです。
また、IDEはUltraATA66に対応しており、ディスクパフォーマンスは良好です。(但し、VIAのドライバを入れると遅くなった記憶が・・・)
Socket7マザー末期に登場しただけあり、K6-Ⅱ+に正式対応しているのも特徴です。
私は、このマザーを新品で購入し、サブPCとしてゲームやDVDを楽しんでました。
そのときのスペックもはっきり覚えています(^^;
【CPU】Cyrix MⅡ-300GP(66×3.5=233MHz)
【メモリ】PC100-32MB(中古)
【HDD】4GB(中古。友人からのお下がり)
【マザー】MX59ProⅡ(新品)
【光学ドライブ】AOpenのDVDROMドライブ(新品)
【ケース】スケルトンの電源付き2980円の格安ケース
【OS】Windows98(無印)
実は、このマザーのグラフィックはDVDのハードウェアアクセラレータを持っており、初期のPowerDVDを用いれば、CyrixMⅡ-300GP等の浮動小数演算の非力なCPUでも、問題なくDVDVideoを再生することができました(;=゚ω゚)=333
しかし、このマザーは何回か組み直したときに、ケースの金属フレームの上にマザー本体を置いたまま電源を投入して、一部のパーツが発火した経験を持ちます(^^;
明らかに部品が焼損しているのですが、特に問題もなく動作していますw
恐らく、シリアルやパラレル等、普段私が使わない機能の回路なのでしょう(^^;
今見ると、電解コンデンサも膨らんでいるなorz
思い入れのあるマザーなので、コンデンサを交換して使ってやろうかと思います。
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購入金額
11,000円
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購入日
2000年05月頃
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購入場所
ソフトアイランド(新品購入)
かじじさん
2011/01/20
PCI周りの回路が焼けたんでしょうか、でも案外動くものですね^^;
ふっけんさん
2011/01/20
そうですねw
この頃のマザーはCPUを設定しないと動作しませんし、色々と未知な設定等があるので楽しめましたねw マザーのライフサイクルが長いのも良かったな~。
guruさん
2011/01/21
PCパーツをほぼ一式揃えられましたし。
それにしても、焼けても使えるのはすごいですね。
けんこうさんさん
2011/01/21
でも、MVP4のがっかり感はマーライオン級ですねぇ!
ふっけんさん
2011/01/21
CPU、メモリ、HD以外は全てAOpenで揃えることができたくらいですからね~w
AOpenのAcerのブランドなので、AcerがPC本体を売るように戦略転換したので、仕方が無いのかも(^^;
今だと、炎上したマザーに電源を入れる気にならないですねw
ふっけんさん
2011/01/21
そういえば、VC SDRAMがサポートされてるはずだったのに、発売後に対応ができないことが判って、(メモリが)回収になったマザーでもありましたねw
MVP4やSiS530を見ていると、i810が凄く優秀なチップセットに見えますねw
N-DRさん
2011/01/21
ふっけんさん
2011/01/21
Socket7だと、L2キャッシュがCPUクロックと等速だと凄まじく速いですよねw
マザーのL2キャッシュはFSBと同じ速度ですし(^^;