1990年に任天堂から発売されたファミコン用のシミュレーションRPG(SRPG)。
『ファイアーエムブレム』は任天堂を代表するタイトルのひとつで、本作は記念すべきシリーズ第1作。ほとんどの方はスーパーファミコンで発売された『紋章の謎』が初プレイ作品になると思いますが、それは本作のリメイク版(+α)です。
SRPGは1990年代に入って台頭してきたジャンル。その頃の私と言えばメガドライブ派で、初めてのSRPGは『シャイニング・フォース ~神々の遺産~』でした。そこから《SRPGは面白いぞ!》となり、本作に辿りついたように記憶しています。
いまさら説明することもありませんが、《死亡したキャラは原則として蘇生できない》というシステムは歴史に残る英断だったと思います。従来のRPGとは比較できないほどにキャラクターへの愛着が深まり、お気に入りが倒れたりすれば、その瞬間にはもう右手がリセットボタンに伸びている始末でした。
また、闘技場の存在も忘れられません。進行中のシナリオをリスタートしてキャラの経験値を上げることができない本作においては、闘技場の活用は重要なポイントのひとつ。ところが、他の作品であれば経験値かお金を失う程度の敗戦ペナルティーが、ここでさえもキャラが死亡してしまう設定に大きな衝撃を受けました。
さて、ほかにも語れることは沢山あるのですが、百聞は一見に如かず……未プレイの方は『紋章の謎』でも構いませんので、ぜひ一度遊んでみることをお勧めします。
※2013年12月07日現在、以下のバーチャルコンソールが配信されています。
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購入金額
6,000円
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購入日
1990年04月20日
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購入場所
まーくんZさん
2013/12/07
シリーズのどれだか忘れましたが一作やったんですが、序盤ですぐ止めてしまいました。
ストーリーもキャラも割と好きなんですけどねぇ
千里一歩さん
2013/12/07
FCであれば本作と『外伝』、SFCであれば『紋章の謎』と『聖戦の系譜』、『トラキア776』になりますが、相性が合わなかったのはどれでしょうかね?(GBAやGCもありますが、そこまでは行かないはず)
『トラキア776』から入ったとしたら、序盤で投げ出すのも理解できます。シリーズの中でも屈指の難しさなのでw 一つ一つのシナリオが長い『聖戦の系譜』かなとも思いますが、結婚と世代交代があるのでハマりやすいんですけどね。FCの2作はさておき、『紋章の謎』で合わなかったのであればどうしようもありません^^;
Schrödingers Katzeさん
2013/12/07
大きなキャラクタの表示のために、スプライトの表示位置をずらしたりと結構な工夫がされていたりします。
が、それをガンバッテンナーって気がつくようだと駄目なんでしょうなぁ。
千里一歩さん
2013/12/07
CMを観た記憶はあるんですが、その時は興味がわかなかったんですよね。
ファミコン後期(1990年前後)では、技術的に「こんなことも出来るんだ!」っていう感動は無くなりました。むしろ、PCエンジンなどの最新機種と比較されて、粗が目立ってばかりだったような……^^;
ふっけんさん
2013/12/07
私はスーファミ版の紋章の謎をプレイした後にファミコン版をプレイしたのですが、難易度が高かったですw
闘技場もファミコン版はリスクが高いですね(^^;
千里一歩さん
2013/12/07
『紋章の謎』から本作(オリジナル版)の順序でプレイすると、システムの違いに色々と戸惑いますね^^; いちばん困るのが僧侶系ユニットの育成……敵の攻撃を受けて経験を得るって、どれだけマゾ設定なのかと思いましたw