GPUがGTS250でCUDA対応しているのですが、このソフトもCUDAを使ったトランスコードが可能なので環境としてはもってこいです。
ちなみにトランスコードするマシンは、
OS:Win7 32bit
Mem:8GB(32bitなので3.6GB程度しか認識できません)
CPU:Core i7 2600K(レビューに選んでいただいたものを利用してます)
グラフィックカード:GTS 250(GeForce9800と同等)
変換するのは、地デジ収録TS(MPEG-2 Video 15Mbps程度:1440×1080)、BS収録TS(MPEG-2 Video 22Mbps程度:1920×1080)、CS収録TS(MPEG-2 Video 6Mbps程度:720×480)です。
エンコードはH.264で、元の解像度と同様の設定、HDもSDもビットレートはCBRで4Mbps固定としました。
トランスコードにかかる時間は、CUDAを使うと圧倒的に早くなります。CUDAを使った場合で、ほぼ実時間で完了します。H.264の場合、MPEG-2に比べて演算量が格段に大きくなるので、この数値はかなりのハイスコアだと思います。CPUを使って演算させた場合、実時間の1.5倍くらいはかかりますが、それでも速い方かと。
画質的には、元の映像とほとんど遜色なく再現されています。この辺はTMPGEncのプリセットパラメータのチューニングがよくできているといえると思います。(プリセット値は一切いじってません)
トランスコード完了後、元のファイルに比べて1/6程度に小さくなるので、HDDを効率的に扱うことができます。バッチエンコードも可能なので、PT2の収録サーバに仕込みたいところですが、おそらくCPUパワーが足りないのでトランスコードサーバは分けて管理するのが無難でしょう。
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購入金額
9,800円
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購入日
2011年06月10日
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購入場所
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