「iPad」は性能も良いのですが価格も5万からと手を出し難いけれど、「Android」を搭載した中国製は数も多く安価。その中でもmoonse社製が良いと言う記事を見て早速注文しました。NHKのニュースでも「iPadの偽物」と報道された、moonse社製 E7001「iRobot」です。
届いたE7001の筐体はアルミ製。本来プラスチック製なのですが、注文から届くまでの約1ヶ月間に仕様変更があったので変更しました。付属品はACアダプタ、USBケーブル、USB変換プラグ、イヤホン。取説は無し。
起動後の画面には地球の壁紙にGoogleの検索窓のみで、画面右端のボタンにタッチするとメニューのアイコンが出てきます。最初の表示が中国語(一部英語)なので、まずは日本語表示に設定してからワイヤレス、画面、日付等を設定する必要があります。それでもメニューアイコンは中国用のアプリも多く、実際日本では使いづらい(使えない)のも結構ありました。
それと7インチTFT液晶の感圧式タッチパネルは、指での操作、特に”スクロールしたいのに決定(実行)してしまう”事が多く慣れを要します。私はそれが嫌でスタイラスペンを使い始めましたが、使い勝手は今ひとつと言った所。要するに全体的にPCと比べたら’サクサク感’が無いのです。
スペック的には他のAndroidタブレットとはさほど違わないので、カスタムファームウェア「HKX1.2.1」を入れてどれ位改善されるかやってみました。
*変更後、良くなった点。
①画面上の壁紙やアイコンは本体の縦横の向きに追従するようになり、見易くなった。
②「Simeji classic」でのキー入力の際、タイプミスが減り打ち易くなった。
③メニュー内のアプリが日本語対応になり、YouTube等便利なアプリを「Market」からダウンロード出来る。
④全体的に以前より動作反応が良くなった。(*あくまで個人的な感想です。)
*購入後のトラブル。
①購入後2週間でACアダプターが内部断線。
供給アンペアが低いせいか充電すると画面がチラつく。見た目でも作りが安っぽいと分かる。不良品も多いと聞く。
②更に1ヵ月後、本体右上部の「戻りボタン」が壊れる。
分解すると基盤の端にハンダ付けされた小さなボタンスイッチは明らかに強度不足。再ハンダ付けもスイッチが小さ過ぎて難しいため断念。
③約3ヵ月後、下側のUSBポートに挿していたマウスが突然反応しなくなるが、キーボードやPCとは正常に接続出来る。原因は不明。
④トラブルではないが、バッテリーの持ちは良くない。
Wi-Fiオンで2時間持たない、オフだと2.5時間くらい(画面の明るさMAX、音量50%、バックライト消灯オフ)。 ただし、使うアプリにより変わります(特に動画・音楽再生など)。
以上が使用レポートになりますが、低価格で手軽に遊べるツールと割り切った使い方が良いかと思います。
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購入金額
16,000円
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購入日
2010年07月03日
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購入場所
ネットショップ
atsuo@tokyoさん
2010/12/01
価格もそこそこでいろいろ確認でき良かったのですが、長く使う事を考えるとちゃんとしたメーカーのサポートがあるところでないとツラいですね。
Q’sクラブさん
2010/12/01
atsuo@tokyoさん
コメントありがとうございます。
確かに割高でもちゃんとしたメーカーのものであれば、サポートもしっかりしているでしょう。
そうでない中華製などは価格が安い反面 『人柱』 的な要素が高いので、どちらを選択するかは本人次第ですから。
気軽に取り敢えず的な事から始めるのであれば、後者を選択するのも’アリ’なのではと思います。