レビューメディア「ジグソー」

TechNetの冒険はまだまだ続く!ご愛読ありがとうございましたーっ!

これが最後の編集になりそうです。

TechNet終了のお知らせ!

 http://technet.microsoft.com/subscriptions/?lc=1041

どんどん制限の厳しくなっていったTechNetでしたが、ついに完全終了となりました。

今後は誰でも使える評価版のみでやってくださいとのことです。

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下記のレビューは規約変更前のものですので、これから新規に購入をお考えの方は公式サイトの新しい規約をよく読んで判断してください。なお、変更内容は次の通りです。

Microsoft は、最新の Microsoft ソフトウェア製品を評価する IT プロフェッショナルの方をサポートするというプログラムの趣旨をより的確に反映し、不正利用をを防ぎ、サブスクリプションの健全性を保つために、今後、数週間以内に TechNet サブスクリプションの内容の一部を変更します。

 次に変更の一部をご紹介します。ユーザー契約を簡素化します。 プレビュー版をご利用いただけます。 この更新された使用許諾契約は、新規および更新のサブスクリプション会員の方のみに適用されることにご注意ください。

Microsoft ソフトウェア製品のご使用およびその他のサブスクリプション特典のご利用期間を 12 か月のサブスクリプション期間に限定します

評価目的に提供している対象製品を下記のように変更します。

製品の余分なインスタンスまたは複数のインスタンスを削除します。 次に例を示します。 製品版の Office スイートをダウンロードすることはできますが、Outlook、Publisher などのスタンドアロンの Office 製品はダウンロードできなくなります。

IT プロフェッショナルが管理運用するビジネス環境での使用を想定してしない製品を削除します。 次に例を示します。 Windows XP Home Edition がこれに該当します。Microsoft サポート ライフサイクルの延長サポートの対象外となった製品を削除します。

サブスクリプションのすべてのプログラムおよび特典レベルにおいて、 24 時間以内にで要求できるプロダクト キーの上限数を 10 に設定します。

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ただし試用に限る

というわけで、TechNetに入りました。

メーカー製PCであればプリインストールのOEM版が入っていますが、
それ以外でWindowsやOfficeを入手するには複数の方法があります。
個人レベルでの購入であれば、一般的かつ一番高いのがパッケージ版を買う事。
利点はマイクロソフトのサポートが受けられる事と、
32bitと64bit両方のディスクが入っていることです。
同時に使える訳ではありませんが、どちらかを選択して使えます。
マイクロソフトのサポートは…具体的にどんなサポートかはよくわかりません。
操作に困った時に質問出来る…とか?

パーツと同時購入という制限があるものの、ある意味一番安いのがDSP版です。
利点はとにかく安い事です。パッケージの半額くらいでしょうか。
その代わり、32bitか64bitかは買う時に選ばなければならないのと、
基本的に同時に購入したパーツは組み込まなければなりません。
そういう約束にはなっていますが、取り付けなくても電話認証で怒られたりはしませんし、
認証を断られたりもしませんでした。
以前ここでHomeServerのレビューがあった時も、バンドル品は未発表で募集され、
届いたバンドル品も最近コネクタがなかったりするPCIボードだったりと
あんまり細かい事は気にしていない様子でした。
後は自己責任で!

複数本購入でやっとDSP版よりちょっと高いくらいなのがボリュームライセンス版です。
利点はパッケージ版と同じサポートがあるのと、
構成が変わって再認証が必要になっても面倒な電話認証をしなくて済む事、
同じプロダクトキーで契約台数まで使えるので、プロダクトキーの管理が楽な事です。
一応企業向け契約なので、最低3ライセンス以上の申し込みになります。
数合わせに使える数百円のどうでもいいソフトのライセンスもありますので、
そういうのを同時に申し込めばOS1本からでも購入は可能です。
メディアはありませんので、ダウンロードして自分でDVDに焼いたりして使います。

それ以外の選択がTechNetやMSDNです。
MSDNに個人で入る人はまず居ないでしょうから、ここではTechNetについて書きます。
これはちょっと特殊でして、上の購入法のように製品単体を売るのではなく、
使用する権利を売るというか何というか…。
ライセンス数に制限はありますが、余程の事が無い限り使い切れないほどあります。
1年契約ですが、契約期間中に貰った物は契約終了後も利用してかまいません。
制限として「契約者本人しか使えない」「試用に限るので、ソフト開発とかには使えない」
「契約期間が終わっても持ってるのは使っていいけど、新たにダウンロードは出来ない」
難しい契約書がありますが、大事なのはこの3点です。
つまり、ソフト開発とかしない人が自分専用のPCで使う分にはOKということですね。
試用の定義についてはいろいろ書いてありますが、難しい事しないなら気にしなくていいです。
利点はOSやOfficeをいっぱい使える事と、新製品が一足早く使えます。
Windows8がもうすぐ発売ですが、店頭販売より大体2ヶ月早く製品版が手に入ります。
発売日に店頭に並んで買っている様子をニュースで見て鼻で笑う権利が与えられます。


TechNetの入り方ですが、これも二つの方法があります。
公式サイトから申し込むか、パッケージ版を買うかです。
値段は公式が23000円、パッケージ版はもう少し安い場合もあります。
公式からの購入は住んでいる国で買ってねということなので、
ドル建てでアメリカから買うのは禁止です。住所入力が必要ですしね。
amazonの代行業者等からアメリカの住所を借りれば買えますが…お薦めはしません。
パッケージ版は特にそういう制限はなさそうなので、可能であれば輸入してもいいです。

☆申し込みの流れについて
パッケージ版をどこかの店で購入すると、PSPのゲームでも入ってそうなケースに
このようなボール紙が一枚だけ入っています。

一枚2万円のボール紙
一枚2万円のボール紙


この紙にプロダクトキーが書かれているので、TechNetから申し込みます。
※キーの上に書かれていますが、「購入日から30日以内に申し込むように」との事です。
まず手続き完了メールが届き、数日後にIDの書かれたメールが届きます。
マイクロソフト製品はMSNのLiveメールを使うのが普通だと思いますが、
何故か迷惑メールに放り込まれる事もありますので、捨てないように気をつけてください。
契約期間は月単位ですので、月初に申し込むとちょっとお得です。
(申し込みが6/1でも6/29でも来年の6/30まで)
IDが発行されたら、メールの内容に従ってアクティブ化してください。

アクティブ化
アクティブ化




☆プロダクトキーの請求方法について
アクティブ化が完了するとプロダクトキーの請求が可能になります。
TechNetのランクによってキーの数や扱えるソフトの制限が変わります。
Standardの場合は殆どの製品について2つずつのキーを貰えます。
これらのキーはそれぞれ複数回の認証が通ります。
しかし、何回使ったかは表示されませんし、具体的に何回通るかは謎です。
10回ずつという話や上限に達しても電話したらリセットして貰えたなど
はっきりした情報は調べた限りでは見当たりませんでした。
エディション違いで大量にありますので、ダメなら他のを使えばいいですけどね。

製品一覧
製品一覧


やり方は見たまんまです。横のキー取得ボタンを押すだけです。
押してすぐにキーが表示されますが、「0個のキーのうち、3個を要求しました」
などと意味の分からない表示に…ページを更新すると正常な表示になります。
一日に請求出来る数にも制限がありますので、
全てのキーを取得するには数日かかるでしょう。

本日の上限達しましたー!
本日の上限達しましたー!



☆ダウンロードする

ダウンロード入り口
ダウンロード入り口


ダウンロードタブから製品群を選びます。
Server2012のRCも出てたんですね。というか、そっちは相変わらずRCって呼ぶんですね。

ダウンロード
ダウンロード


Windows7Ultimateのダウンロード画面はこんな感じです。
これが各OSの各エディション毎に用意されています。
そして、契約期間中に必要だと思われる物を全てダウンロードしなければなりません。
契約が切れるとダウンロード出来なくなります。
要らない物や重複したものも沢山ありますが、それでも結構な容量になります。


TechNetは契約上の制限がいろいろありますが、
用途に合うなら非常にお買い得ですので、お薦め出来る物だと思います。

  • 購入金額

    19,425円

  • 購入日

    2012年06月07日

  • 購入場所

    NTT-X

15人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (9)

  • TakOnuさん

    2012/06/20

    こんなライセンスがあるのですか。便利ですね。
  • M.T.オーエンさん

    2012/06/20

    一般的に知られている物ではないですからね。
    試用とか書かれていますが、中身はパッケージ品と何ら変わりません。
    今からならWindows8は勿論、Office2013もたぶん手に入ります。
  • notokenさん

    2012/06/20

    私もお金に余裕ができたらこのライセンス欲しいです…。

    Office201x(次)が出ることが確定したら購入使用かなぁ…。
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