”即ち美の生誕の源なのである”
序文の柳宗理氏の言葉より。
アニミズム信仰や神々、精霊とのコミュニケーションのため、イマジネイティヴされたアフリカの仮面美術。
それらは美を意識して創造されたものにはない、神秘的で強烈な印象を私たちに与えてくれます。
バウレ族やドコン族・・・様々な部族の仮面を美しい写真と丁寧な解説で綴る美術本です。
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購入金額
3,990円
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購入日
2001年頃
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購入場所
vingt-et-unさん
2010/07/27
いつか本物の素晴らしいマスクを手に入れて飾りたいなぁと眺めております。
お富さん
2010/07/27
それぞれの部族にまつわる信仰の形などを宿した仮面を観ていると、人類の原点をもう一度よく考えて生きなくては!という気になって参ります。
日本の土着信仰にも同様のシンボルはあるのでしょうが、やはり原点の地、アフリカという場所のもつパワーとは少し違っているのかも知れませんね。
vingt-et-unさん
2010/07/27
>人類の原点を・・・
そうですね。時代や生活環境が目まぐるしく変貌し、人間のあらゆる感覚・感性も変わって行くことには逆らえません。
そんな時代において、タフでありながら優しさ(人間らしさ)を失わないように生きてゆくために、
私たちは文章や写真、民芸品などを始めとする資料に触れ、多様に紡ぎ出される人間の歴史や文化を知る必要があるのではないかな・・・なんて考えてしまったりします。
屋根裏の散歩さん
2012/07/16
vingt-et-unさん
2012/07/16
仮面ライダーにしても、自然界の大いなる力を宿すための仮面でした。
今日観てきた『アメイジング スパイダーマン』の劇中においても、仮面(マスク)の力を印象的に表現しているシーンがあってなるほどなぁと思いました。