1986年にコナミから発売されたディスクシステム用のアクションゲーム。

《中世ヨーロッパにある小国トランシルバニアで、魔王ドラキュラが邪教徒によって復活した。この危機を察した英雄の子孫シモンは、不思議な力を秘めたムチを手にしてドラキュラの館へと乗り込む》

プレイヤーは、主人公シモンを操り、館の最上階にいるドラキュラを目指して各ステージを進みます。道を阻むのはドラキュラとともに蘇ったモンスターたち。聖水やロザリオなどのアイテムを活用しながら、手にしたムチで振り払っていきます。

悪魔城ドラキュラはコナミを代表するシリーズのひとつで、本作はその第1作。コナミと言えば、『ツインビー』や『グラディウス』に代表されるように、「シューティングゲームのソフトメーカー」と認識していましたが、本作の登場によりその認識を改めざるを得ませんでした。

ドラキュラ伝説に基づいた世界観の創り込みは素晴らしく、当時は雑誌に掲載された開発画面だけで感動したものです。また、アーケードなどの移植作ではなく、（ディスクシステムは必要ですが）ファミコンオリジナル作品であることが高く評価できると思います。

■ コナミのシューティングーム

※2013年11月25日現在、以下のバーチャルコンソールが配信されています。

• Wii版
• 3DS版