これまでよりも筐体の高さはやや高くなりましたが、それ以外の寸法はそれほど大きくは変わっていません。ただ、今まで使っていたケースでは5インチベイを1つ備えていたのですが、このケースではスリムドライブベイだけであり、この辺りの拡張性はやや劣ります。エアフローとのトレードオフとなる部分ですから仕方は無いのですが。
HDD用のベイは3.5インチ、2.5インチが各1台分ずつと、SSDなどの使用を意識した構成となっています。私の場合は3.5インチHDDを2台搭載する必要があるため、PCIスロット1本分少々余っている空間を利用して無理矢理配置しています。決してスマートな方法ではなく、もちろんお薦めできる使い方ではありません。
ただ、全く同じ構成であり、電源も300W 80PLUSのSFXとほぼ同等の条件でありながら、連続稼働時のCPU温度が20度近く下がっていて、エアフローの改善は一目瞭然というレベルです。当然、ケース交換後は連続稼働時にも問題は発生しなくなりました。
ドライブベイの構成は私の嗜好には合致しないものの、Mini-ITXマザーボードを利用した小型サーバーに使っても安心感のある優れたエアフローを確保していて、割合手ごろな価格でありながらよく出来たケースという印象です。
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購入金額
6,980円
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購入日
2012年05月06日
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購入場所
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