レビューメディア「ジグソー」

【空冷5Ghzで】☆32nmの底力☆【常用可能!】

※通常用途での購入ではなく、またそのレビューでもありません。オーバークロックに対して興味のない方には内容がわかりづらいものとなっています。予めご了承ください。※

 前回に引き続き、空冷での常用限界をさぐるオーバークロック報告です。
※【常用可能】との判断はストレステストの OCCT 1hパスと定義します。


環境は以下の通りです。
CPU:Intel core i5 670 3.47Ghz
COOL:Megahalems+Maguma 1500Rpm*2+LIQUID PRO
MB:ASUS MAXIMUS Ⅲ Formula
MEM:CentryMicro DDR3-1333 2GB*2
VGA:Radeon 5870 1GB GDDR5
PSU:LIANLI Extreme Silent 650W

前回は夢の5Ghzまで後一歩というところで石か板の限界に突き当たってしまいましたが、
ついに夢の5Ghzを達成しました!!!!

前回から変更した部分は、石と板です。
石自体はまだまだいけそうでしたが、今回使用した石は同じロット(942A768)にもかかわらず、IMCが低電圧でも回り、よりOCに強い石でした。
板に関しては、起動が不安定になったため、EXTREMEが出て安くなった同シリーズのFomulaを購入しました。

前々回でも触れていますが、VcoreとIMCそしてPLLの電圧のバランスが重要です。特に、4.8Ghz以上になるとVcoreを上げただけでは不安定になってしまいます。
そして、今回の石はIMCが前回にくらべて低電圧で回りましたので、メモリーコントローラーもしくは、内臓GPUの電圧耐性を見極めることも重要なのではないでしょうか?
P55でも、内臓GPUのクロックはCPUに併せて上がっているように思います。

たとえば、前回は5Ghzでブートする際にIMCは1.48vかけないと起動に失敗しましたが、今回は1.18と、かなり低い電圧でもブートに成功しました。(負荷をかけるとすぐ落ちますが。)

以上、今回までの結果をまとめると・・・

・同じ石でもかなりバラつきがあり、Vcore1.6v IMC(vtt)1.4V PLL1.9V、クロック5Ghzでブートできなければ望みは薄い。

・TBも用いたほうが安定する石もある。(今回はメモコン・内臓GPUの耐性が優秀だったので、TBなしでもいけそうな感じでした。)

・メモリーコントローラー・内臓GPUの耐性が高いものが安定する。

という感じでした。

目標を達成しましたので、クラークデールのOCはひとまず終止符を打ちたいと思います。
今時、かつ、売れてないCPUでオーバークロックをするという方も少ないと思いますが、何かの参考になれば幸いです。

ご覧いただき、ありがとうございました。
  • 購入金額

    22,800円

  • 購入日

    2010年03月06日

  • 購入場所

    ソフマップリユース総合館

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コメント (3)

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