レビューメディア「ジグソー」

薄型・静音の500GB HDD。

500GBプラッタに代わり始めた初期の段階に発売されたHDDです。
250GBプラッタの速度に不満が出始めた頃だったので、システムRAID用に買い換えました。
この製品の特徴は
・500GBプラッタ
・1プラッタを生かした薄型ボディ
・静音
・7200rpmと当時では比較的高速。(当時は5400rpmが主流)
を理由に、Seagateを選択する冒険にでました。


初期の世代500GBプラッタ製品なので
ベンチテストをしても現在の製品のような速度は出ませんが
RAID 0環境では申し分のない速度かと思います。

安定して書き込みが出来ないのか、CrystalDiskInfoでSMART値を読んでみると
シークエラーレートとセクタ代価替処理発生回数が高くなっているので
信頼性はあまり高くないかと思います。
データ用HDDには使わないほうがよいでしょう。
使用用途はいつ消えてもかまわないシステム用なんかがいいのかな。

1プラッタを生かした薄型ボディはケース内での気流の流れを良くし、発熱温度も低い。
7200rpmとは思えない温度の低さです。
さらに騒音の少なさもポイント。スピンアップの音がほとんどで、アクセス音は微かにしか聞こえません。


ベンチマーク ※RAID 0環境でしか測定していません。
Test Sizeは1000 MB固定。

WindowsXP SP3
Sequential Read : 255.5 MB/s
Sequential Write : 254.0 MB/s
Random Read 512KB : 53.32 MB/s
Random Write 512KB : 93.14 MB/s
Random Read 4KB : 0.682 MB/s
Random Write 4KB : 3.115 MB/s

WindowsVista SP1
Sequential Read : 214.2 MB/s
Sequential Write : 214.4 MB/s
Random Read 512KB : 44.75 MB/s
Random Write 512KB : 85.62 MB/s
Random Read 4KB : 0.555 MB/s
Random Write 4KB : 2.792 MB/s

前にシステム用で使っていたHITACHIのRAID0環境より速くなりました。信頼性は減りましたが。
(250GBプラッタ製品から500GBプラッタ製品に変えただけでもかなり変わる模様。)
XPの方が断然スコアがいいですね。そういえば、Windows7もVistaと似たようなスコアでした。

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今のところ不良動作は一切していませんが、内部エラーは不安材料になります。
内部エラーがなかったら完璧なHDDになっていたこと間違いなしの製品でした。
  • 購入金額

    7,400円

  • 購入日

    2009年03月24日

  • 購入場所

    ソフマップ パソコン総合館

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