★接続環境:
LANケーブルでネットワークに接続し、二つのUSBポートにそれぞれセルフパワーのUSBハブを接続している。パソコンからは有線LANまたは無線LAN経由でアクセスする。
★これまでに接続して使えたUSBデバイス:
・外付けHDD
・BDドライブ
・DVDドライブ
・スキャナ
・USBフラッシュメモリ(U3対応、セキュリティ付きタイプを含む)
・ワイヤレスマウスアダプタ
・オーディオプレイヤー
・TVチューナ付きキャプチャ
・メモリカードリーダー・ライター
*持っているWEBカメラがだめだった。IO-DATAの取り説には一部対応できるWebcamが挙げられているけど。
デバイス認識の一例を示す:
★使用感:
便利だと思ったが,ネットワーク経由,特にワイヤレスネットワーク経由では,HDDなどの読み込み,書き込み速度が落ちて,いらいらする。一応IODATAの無線Lanルータを使用中だが,それでも相性が悪いのか?
IODATAのHDDロック機能つきの外付けHDDも使えて,ちゃんとパスワードの確認もできる。このUSBデバイスを経由せず,直接ネットワークに接続すると使えないとHDDの取り説には書いてあるから,意外だった。それとこのUSBサーバの仕様にも「※セキュリティハードディスクシリーズには非対応です。」とはっきり書いてある。[http://www.iodata.jp/product/network/option/etg-dsus/spec...]
ユーティリティソフトのnet.USBクライアントは便利で使いやすいが,一台のノートパソコンとの相性が悪いせいか,そのパソコンの無線Lanアダプタが可笑しくなったため,現在アンインストールしてある。他のパソコンでは問題なく使えている。
複数台のパソコンから複数のUSBデバイスを利用できることはとても便利。だけど、このサーバーは一つのデバイスを複数のパソコンが同時に使うことができない。一々「切断」請求をし、接続中のパソコンから切断された状態で使える。まぁ、デバイスによっては同時利用は不都合が生じるだろうが、HDDやUSBメモリのような記憶装置ができてもおかしくないし、実に便利だろうに、期待しちゃう。
★ 新たにキヤノンのデジタルカメラIXY DIGITAL 10を接続して,画像の取り込み操作等ができることを確認した。速度は普通な感じ。
★ IO-DATAのポータブルブルーレイドライブBRP-U6が問題なく認識され、使えたが、直接ノートパソコンに接続して使うよりは著しく書き込み遅かった。同じデータに対し、かかった時間は3時間対80分間だった。BDビデオの再生もできることはできるが、LANの速度に依存するから、スムーズでない時が多いという感じ。
★ Logitec製のMOドライブLMO-A630U(何年も使っていなくて、USB1.1対応の古い物)が問題なく認識された。しかし、活用する機会があるかな?
★ USB接続のメモリカードリーダー・ライターが問題なく使える。
★ 有線LANにて接続のHDDに対してベンチマークをテストした。ついでにマッハUSB for HDDの効果も試した。
使用ソフト HDBENCH 3.3.0
CPU: Core 2 Duo, 1.66GHz
メモリ: 4GB
OS: Vista Home Premium
外付けHDD Read Write FileCopy
●IO-DATA製HDCR-U1.0
▽ETG-DS/US接続
マッハUSB for HDD 有効: 5885 7424 3910
マッハUSB for HDD 無効: 5833 5135 2063
▽PCに直接続
マッハUSB for HDD 有効: 33997 30375 9174
マッハUSB for HDD 無効: 27342 20132 3745
●IO-DATA製HDCN-1.5UA
▽ETG-DS/US接続
マッハUSB for HDD 有効: 5238 5818 2758
マッハUSB for HDD 無効: 5456 4446 1987
▽PCに直接続
マッハUSB for HDD 有効: 34166 29298 5750
マッハUSB for HDD 無効: 26672 21376 4268
ETG-DS/US経由では速度が一桁落ちてしまう結果になった。高速版のETG-DS/USに関しては1.4倍程度の速度になるとされているが、それでも足りないのでは?ネット環境によっては性能発揮できないだろう。
★Sandisk製U3対応、セキュリティ付きのUSBメモリー
問題なく認識され、U3ソフトのLaunch U3も自動起動し、パスワードの入力画面が出て、メモリ内の保護されているデータへのアクセスができた。
★TVチューナつきビデオキャプチャの接続を試した結果が
[http://zigsow.jp/?m=zigsow&a=page_fh_own_item_detail&...]
にアップしている。
★電力供給不足
ある日、ネットワークも何もいじっていないのに、インターネット、ネットワーク上の他のデバイスが問題なくアクセスできるのに、このUSBデバイスサーバーだけがすべての接続しているデバイスが認識されなくなった。タスクバーのNet.USBアイコンをクリックしたら、「USBデバイスへの電力供給が不足しています。Net.USB機器からUSBデバイスを抜いて、電源を入れ直してください。」とポップアップが出た。
こちらは、USBデバイスを抜かずに、Net.USBの電源だけを抜いて、時間がたってから入れ直した。結果、問題なく復帰したのだ。ただ、接続しているUSBデバイスによっては、この「手抜き」は駄目かもしれない。
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購入金額
3,100円
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購入日
2010年12月25日
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購入場所
Schrödingers Katzeさん
2015/11/02
USB自体が、ホストとデバイスが1:1で繋がるものなので、物理的に直接繋がなくていいというところがポイントになるとは思います。また、やり取りしているデータが、USBのパケットになるので、デバイス固有の機能なんかもきちんと使えることもメリットです。
汎用のプリントサーバなどの場合は、双方向通信などの問題で、多くの場合インク残量などの取得が難しくなって居たりします。このあたりの制限はソフトウェアではどうにもならず、良くも悪くもUSBで送受信するデータをそのまま扱うことで、利便性や互換性を得ているので、複数のホストからの同時利用は難しいかもしれませんね。
どうしても信号がUSBより遅延するので、保証外としているのは、ドライバが必ずしも遅延したタイミングで正常な動作をするとは限らないという部分に起因すると思われます。チューナーや、Webカメラなど、比較的転送量が多いのが残念な結果になるのもそのあたりかと。
ストレージなどの場合は、普通に共有できるプロトコルにしてくれる(NASや、ルータの簡易NAS等)機能によって共有するほうが速度や、利便性という意味では高いんじゃないかと思います。
ZigZagmanさん
2015/11/02
コメントありがとうございます。
この製品自体はUSB1.1しかサポートしていないので、ストレージのような転送速度が必要なデバイスではなく、マウスやキーボード、さらにWebカメラ(あくまでも低画質)のようなデバイスを切り替えて、複数のパソコンから使うのに便利ですね。
Schrödingers Katzeさん
2015/11/02
一応USB2.0ってなってますが…。
ネットワークのプロトコルの方は、一応1000BASEに対応にもかかわらず、黒いヤツはもっと早いということですから、変換するのにオーバーヘッドが大きいのかもしれませんね。
移動させるのが面倒で、且つ、USBで遠くから制御できたら便利って言うと、プリンタしかすぐには思い当たらないのですが、速度さえ要求しなければ、多分変なデバイスの類でも動作するんじゃないかと思います。まぁ、USB自体が1:1でついになる形で動くものなので、普通に売られてるものはコンパクトだったりと、手軽なものが多いですし。
確認機器には随分と無茶な感じのものも挙がってますね。カードリーダ、プリンタ、スキャナ辺りが、素直に動いて便利なんじゃないかと思います。マウスやキーボードは切り替え機の方が確実かもしれませんね。速度に制限があることで、凄く便利に活用するのはなかなか難しい感じではありますねぇ。いろんな可能性はありそうな気はするのですが。