まず、特長としては、無理な設定が比較的通ります。
オートでのオーバークロックの味付けはやや薄味(CPUとメモリクロックを均等に上げ、そこまで高くない数値で固定)です。
電圧等の設定は、相対値設定ではなく、絶対値設定で、付属のTurboVでOS上からの数値変更も安定しています。(ただし、旧BIOSでは高数値を設定するとハングすバグ有り。)
EVGAやGIGAのマザーに比べて、オーバークロック時の安定感はありますが、MSIのP55GD80には劣る気がします。
私の環境では、BCLKの限界値は210~214ぐらいでした。(CPUはi5 670)
ハイクロック狙いの時にIMC(Vtt)は比較的高い電圧が入ります。
ただ、BIOS周りのバグが多く、特に困ったのがメモリの認識と設定数値がおかしくなってしまうことです。
前者は、ストレステストの際にハング。それから再起動しなくなりました。パーツが逝ったのかと思い唖然としましたが、メモリを抜き差しすることで起動するようになりました。(メモリは交換していません。同じ位置に差し込みなおすという感じです。)
一度起きると、頻発するようになりました。
後者も同様に、ストレステスト中にハングした後の再起動の際よく起こります。
BIOSはPOSTするが、OSが起動しないというものです。
原因は、IMCの数値が急に低く設定されていたことでした。
CPUはハイクロック設定のままですから、当然低い数値では起動しないわけです。
これに気づくのに30分強の時間を要しました。非常に苛立ちます・・・。
以上、オーバークロックに関する情報ばかりで申し訳ありませんが、使用感のレビューでした。
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購入金額
31,780円
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購入日
2010年02月27日
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購入場所
ソフマップリユース総合館
退会したユーザーさん
2010/04/11