AMDのロゴが入っていないOEM向けと思われるタイプです。
【モデルナンバー(実クロック)】- / 233MHz(FSB66MHz)
【コードネーム】K6
【製造プロセス】0.35um
【コア/スレッド】1 / 1
【L1/L2キャッシュ】(命令32KB + データ32KB) / なし
【コア電圧/TDP】3.2V / 17W(通常) / 28.3W(最大)
【主な拡張命令】x87 / MMX
【内蔵GPU】なし
【Socket/Slot】Socket7
【sSPEC/OPN】不明
【リリース時期】1997年4月頃
【関連HP】
http://www.cpu-world.com/CPUs/K6/AMD-K6%20233%20-%20K6-23...
懐かしいAMDのK6プロセッサです。
元々、K6はAMDが買収したNexGenが開発していた次期CPUであるNx686をSocket7に対応させたようなものです。
当時のNexGenの主力CPUであるNx586は独自のバスを採用しており、結果よして専用マザーボードが必要でした。今ではAMDが独自のプラットフォームを持っていましたが、当時のAT互換機のCPUは全てインテルプラットフォームに載せる"互換CPU"だったのでNexGenのプラットフォームはほとんど普及しませんでした。(486系よりは速かったらしいのですが・・・)
K6はx86命令をRICS命令に変換し高速実行、64KBの大容量一次キャッシュ、拡張命令であるMMX対応など様々な拡張が施されており、整数演算に関してはMMXPentiumを凌駕しました。ただ浮動小数演算とMMXはやや弱かった記憶があります。
Socket7プラットフォームではインテルがMMXPentium233MHz以降はSlot1へ移行してしまいました。その為、K6シリーズはSocket7ユーザーのアップグレードパスとして歓迎されました。また、メーカー製PCにも数多く搭載され、Cyrixの6x86やIDTのC6等と共にパソコンの低価格化へ貢献していたと思います。
そんなK6ですが、この233MHzだけはコア電圧が喝入れ仕様になっています。166MHz/200MHzはコア電圧が2.9Vに対し、3.2Vとなっており、当時のCPUとしてはかなり発熱が大きかったです。
また、普通のK6プロセッサのCPUのシルク印刷は通常は以下のようにAMDが強調されたものなのですが、今回入手したものはK6のロゴが大半を占めています。
恐らくOEM用でしょうね(^^;
割と珍しく私も今回入手したもので2個目です。
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購入金額
500円
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購入日
2014年07月12日
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購入場所
PCNET
ジェイソン太郎さん
2014/07/13
ふっけんさん
2014/07/14
CPUアクセラレータ自体懐かしいですね。
Pentium133MHzがK6-Ⅱ400MHzに化けたときの完動は凄まじいものですね。
最近のCPUはこのようなアップグレードパスが無いのが悲しいところですね・゚・(つД`)・゚・
notokenさん
2014/07/15
2年位前にK6一式は粗大ごみで出してしまいました…。
ふっけんさん
2014/07/15
それを捨てるなんてとんでもないw
私はCPUだけでも残す派ですね(;=゚ω゚)=333