レビューメディア「ジグソー」

LGA1156用のCore i7

LGA775に変わる、メインストリーム向けに新設された、LGA1156用のCPUです。

このCPUのために、P55、H55、H57などのチップセットが新たに新設されました。
H55、H57は従来のオンボードビデオ搭載チップセット(G33、G41など)に当たる物ですが、専用のCPU(CPU内にGPU内蔵)が必要となります。
P55は無条件で、ビデオカードを別途用意する必要があります。

また、このLGA1156用に新設されたチップセットから、サウスブリッジ(従来のICH8,9Rなど)が廃止されました。ノースブリッジの機能とサウスブリッジの機能をワンチップに収めてあります。

LGA1156用CPUのラインナップは、幅広く

Core i7 8xx
Core i5 7xx
Core i5 6xx
Core i3 5xx
PentiumG

大きく分けて、五種類が用意されています。
その命名規則は

・CPU内にGPU搭載
Core i5 6xx ・・・ 2コア4スレッド(ターボブースト有)
Core i3 5xx ・・・ 2コア4スレッド(ターボブースト無)
Pentium G  ・・・ 2コア2スレッド(ターボブースト無)

・CPU内にGPU搭載無し
Core i7 8xx ・・・ 4コア8スレッド(ターボブースト有)
Core i5 7xx ・・・ 4コア4スレッド(ターボブースト有)

となっていって、基本xxに入る数字が大きい程高性能です(例外あり)

このCPUはCore i7 860になります。

7シリーズなので、4コア+HyperThread搭載で、8スレッド動作が可能になっています。
CPU内にGPUを内蔵していないため、P55を採用したチップセットと組み合わせるのが最適です。

LGA1366用のCore i7 9xxよりも後発なため、設計上発熱が抑えられており、オーバークロックには有利です。ですが、残念な事に、DualCannelのメモリまでしかサポートしません。

選べるマザーボードの選択肢が広いので、コスト重視で行くならこちら。
絶対性能で選ぶなら、LGA1366用のi7-9xxをお勧めします。

なお同じCore i7ですが、9xxシリーズと8xxシリーズでは大きさが全く違います。

愛7の1156と1366表.jpg
愛7の1156と1366表.jpg


大きいほうがLGA1366用のCore i7 920になります。

愛7の1156と1366裏.jpg
愛7の1156と1366裏.jpg


裏から見ても、Core i7 920の方が部品が沢山載っています。
  • 購入金額

    29,980円

  • 購入日

    不明

  • 購入場所

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