久しぶりに店頭で見かけたので購入しました(;=゚ω゚)=333
【モデルナンバー(実クロック)】600MHz(FSB100MHz)
【コードネーム】Samuel1(C5A)
【製造プロセス】180nm
【L1/L2キャッシュ】128KB/0KB
【コア電圧/TDP】1.9V/7.8W (13.1W Max)
【主な拡張命令】MMX/3DNow!
【Socket/Slot】Socket370
【リリース時期】2000年11月
【発売時の記事】
http://ascii.jp/elem/000/000/318/318560/
もはや、PCを自作する方でも知っている人の方が少数派だと思う、VIAのCyrixⅢです。
Cyrixはサイリックスよ読み、Intel、AMDに続く、有名なCPUメーカーでした(´ω`)
(他にも、IDTやRiseなど、Socket7時代はCPUメーカーがたくさんありました)
ただ、2000年頃にチップセットで有名だったVIAにCyrixとIDTが買収されています。
そして、Cyrixのエンジニアが集団離職しました。当然、CyrixⅢは発売できなくなったわけですが、VIAは買収したもう一つのCPUメーカーのIDT(の子会社のCentaur Technology)のWinchip4として開発されていたCPUを、CyrixⅢブランドとして発売しました(^^;
なので、CyrixⅢはネイティブなCyrixチームが作ったCPUではありません・゚・(つД`)・゚・
ちなみに、CyrixにはAppleやSONYのように熱狂的なファンがおり、その人たちのことをサイリッカーとかサイリストとか呼んでいました(^^; ちなみに私は元サイリッカーでした(;゚∀゚)=3
このCyrixⅢは、FPUがクロックの1/2の速度で動作する上、L2キャッシュが無いので、お世辞にも速いとは言えませんでした。WindowsXPだと使っていられないレベルで、Windows2000や98で使うのが妥当だと思います。拡張命令のAMD K6-Ⅱで採用された、3DNow!が搭載されていたりします。
但し、発熱や消費電力が少なく、ケース内のエアフローさえ良ければ、簡単にファンレス動作させることが可能です(;=゚ω゚)=333 この傾向は、後のC3やC7、Edenブランドのプロセッサにも受け継がれています。
先週、中古パーツショップで、「俺たちはまだ戦える!」っというフレーズの箱に売られていたので買ってしまった(^^;
また、同じCyrixⅢ-600MHzでも、印刷が異なり、こいつはVIAの文字が大きいですが、もうひとつはCyrixⅢのロゴの方が大きいです(^^;
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購入金額
100円
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購入日
2011年08月27日
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購入場所
エコワンズ
いぐなっちさん
2011/09/01
結局使うことはありませんでしたが。
makibisiさん
2011/09/01
さようなら!Cyrix!!(ぇ
ふっけんさん
2011/09/01
ネイティブなCyrixは良かったですねw
様々なIT博でIntelに堂々とケンカ売っている姿がなんとも(^^;
makibisiさん
まだ、AMD Geodeとして生き残っているはずw
それも最近見かけないけどorz
ガトーさん
2011/09/02
i386SXにODPを乗せていた覚えがありますw
ナンチャンさん
2011/09/02
98ノートのオーバードライブプロセッサとして使ってました。
ふっけんさん
2011/09/02
386、486時代はODPとして名を馳せていましたからね(^^;
本来のCPUの上に被せて、電源を乗っ取るモデルもありました。