レビューメディア「ジグソー」

まさしく神ツール!!

コピー10やコピーワンスといったコピーガードを無効化して、地上D×2、BS・CS×2の計4チャンネル同時録画可能なチューナーボード。
これ単体では使えなく、別途ICカードリーダーとB-CASカードを用意する必要があります。

私は確定申告用にICカードリーダー「NTT-ME SCR3310-NTTCom」を既に持っていたので、すぐにセットアップに移れました。



メーカーホームページからはドライバー程度しかダウンロード出来ないので、視聴・録画用ソフトは有志によるソフトを使用することになります。
私は視聴ソフトに「TVTest」、予約録画ソフトに「TvRock」という組み合わせで使用しています。
両ソフトともフリーソフトですが、非常に完成度は高く且つ使いやすいので、大変ありがたいです。
ただフリーソフトなので、インストールや設定は「PT2 設定」などでググって、自分で調べる必要があります。

ここで私が引っ掛かった事例をあげておきます。
まずB-CASカードの差し込み方向なんですが、B-CASカードのバーコードや注意書き部分が表になるようにセットする必要があります。

左は間違い、右が正解
左は間違い、右が正解

私は最初に赤文字表示が上にくるように刺していましたが、チャンネルスキャンが全く出来なかったので、ネットで調べてみたら裏表逆だということが判明しました(笑)

また予約録画ソフト「TvRock」で地上波のチャンネルとのリンクがうまく出来なかったんですが、チャンネル設定のサービスIDを打ち込む必要があることがわかりました。

チャンネル一覧で検索してもサービスIDは出ず
チャンネル一覧で検索してもサービスIDは出ず
TvTestの設定→チャンネルスキャン画面で調べて、サービスIDを手入力する必要があります。
TvTestの設定→チャンネルスキャン画面で調べて、サービスIDを手入力する必要があります。


録画したTSファイルのサイズは30分で約3.3GB程度となります。
「カノープス ハードウェアエンコーダ搭載HDキャプチャボード HDRECS」でキャプチャしたものは30分で約24GBなので、それに比べるとかなり小さいです。

もちろん5.1ch放送であれば音源もそのままデータに含まれています。
また、前述したとおりTSファイルにはコピーガードがないので、エンコードなど自分の好みに合わせて加工が出来ます。
ただ、このTSファイルはデータ長が188byteのため、PS3やレコーダーでは再生出来ないので、これらの機器でエンコードせずにそのままの画質で再生したい場合はデータ長を192byteへ変換する必要があります。

エンコードする場合は特にデータ長は関係なく「TMPGEnc 4.0 XPress」などでエンコードできます。


ファイルサイズが小さいためか、「HDRECS」で録画したAVIを変換するよりエンコード時間が2/3程度で済むので効率的にエンコード出来て良いです。
「HDRECS」のデータが無駄に大きいことが実感できました(笑)
ただし、カット編集する際にシークバーを動かした後のレスポンスが遅く、カット編集しづらいです。
※「TMPGEnc 4.0 XPress」に原因があるのかもしれませんが・・・。

PT2の導入によって、地上D・BSは「PT2」、スカパー!HD録画は「HDRECS」と切替なしでリアルタイムキャプチャが可能となり大変助かりました。
ホントにもっと早く導入するべきだったと、ちょっと後悔しています。
ちなみに、現在「PT2」は再生産しているため割と手に入れるチャンスはあると思います。
私が購入したドスパラ札幌店では普通に売ってましたし(笑)
再生産している今が最後の購入機会かもしれないので、気になる方はドスパラに足を運んでみてはどうでしょうか?

―2012.6.14追記―
上記レビューでは書いてませんでしたが、PT2は「Shuttle LGA775採用 ベアボーン SG41J4」に接続して使ってます。

また、「SG41J4」はアナログ音声しか対応していないので、外付USBオーディオインターフェース「Sound Blaster X-Fi Surround 5.1Pro Creative SB-XFI-SR51P」を導入、キャプチャだけでなく再生環境も整えてみました。

そして、いざ番組をリアルタイムで視聴して見ると・・・・・・、何と映像が処理落ちしていて、明らかに音声と合ってないじゃないかっ!
特にスポーツなど動きの激しいものは顕著ですね(^_^;)
これでUEFA EURO2012を見ようと思ったのに~!

おそらく原因は前世代以上に古いオンボードグラフィックを使用している「SG41J4」だと思います。
まあ、キャプチャしたものは問題ないので録画専用にすればいいだけの話なんですけどね(^_^;)
スポーツやライブなどリアルタイムで再生したいものには、私の環境では不向きのようです。

 

―2015.1.13追記―

現在はPT3をメインで使ってますが、BSでもう1チューナーが欲しくなり、PT3と併用する形で使ってます。

ハードのドライバやSDKはもちろんのこと、ソフトで使うbondriverもPT3とは違うので併用には若干苦労しましたが、何とか設定を完了。

PT3との連動も問題なく使えるようになりました。

  • 購入金額

    16,800円

  • 購入日

    2011年01月02日

  • 購入場所

    ドスパラ札幌店

24人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • ネイエフさん

    2011/01/19

    こうしてみるとほしくなりますねぇw
    いろいろ自分でできる人には超優良アイテムですね
  • ryo157さん

    2011/01/19

    ネイエフさん
    コメントありがとうございます。

    初期設定さえできてしまえば、番組予約などはレコーダーとは比べ物にならないほど簡単なので便利ですよ♪

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