どこのレコーディングスタジオにも必ず転がっている
定番のモニターヘッドフォンCD900STです。
現場でレコーディングやミックス時等にモニターとして使用されています。
クリアでクセのないフラットな音質で非常に高い解像度を持っています。
最大入力が1000mWと大きいため、大音量をでも音が割れたりしません。
録音やミックス時、歪みがないか、ノイズがないか、このモニターを基準に判断する事も
多々あり、やはり業界標準、この音がひとつの基準になっていると言えます。
現場で使用するのはスタジオ所有の物ですが、私物は普段使いで音楽を聴いたりしています。
非常に純粋な音を出してくれる物でもありますが、人によっては高域がささると言う事も
ある様です。私はこれになれてしまっているせいか、気になりません。
そのせいか、IEMもaudio-technica ATH-CK100PROの様に、
やはり人によっては高域が耳にささるなんて言われる物や
Ultimate Ears TRIPLE.Fi 10 PROもNULL AUDIOの銀線にリケーブルし、
Fitear Custom Ear Tipをつけたりすることで高域を強調させたりしているので、
やはりそういった音を好む傾向があるのかもしれません。(^^;;
また、CD900STの素晴らしいところは、ほとんど全てのパーツが交換出来ると言うところ。
スタジオ以外の録音現場もありますし、常に丁寧に扱われる事ばかりではないので、
どこかが故障、劣化して来てもパーツを交換すれば元通りです。
そんなところも1989年の発売から今でも最前線で使われている理由かと思います。
ただその代わり、新品購入時の保証という無償修理期間という設定はありません。(^^;;
・購入可能なパーツ類。
2-115-671-01 (CD900ST用イヤーハンガーL)
2-115-672-01 (CD900ST用イヤーハンガーR)
2-115-669-01 (CD900ST用ハンガー蓋L)
2-115-670-01 (CD900ST用ハンガー蓋L)
7-685-232-14 (CD900ST用ハンガー蓋ネジ)
X-2113-142-2 (CD900ST用ヘッドバンド)
1-542-492-31 (CD900ST用ドライバー)
2-115-695-01 (CD900ST用イヤーパッド)
2-113-149-01 (ウレタンリング)
1-574-171-13 (CD900ST用ケーブル)
ケーブルの長さが2.5mあるので、歩きながら聞く等、携帯性はあまり優れませんね。(^^;;
長年発売されているモデルなので、色々な改造を施している方もいらっしゃる様です。
特に3芯→4芯改造はポピュラーな様ですが、あくまで、CD900STそのままの音を
基準と考えていたい気もするので、私は改造はしていません。
あぁ、でもいっその事もうひとつCD900STを購入して、そっちを改造してみて
聞き比べてみるなんてのも楽しそうですね。(^^
形式:密閉ダイナミック型
ドライバーユニット:40mm、ドーム型(CCAW採用)
最大入力:1,000mW
インピーダンス:63Ω
音圧感度:106dB/mW
再生周波数帯域:5~30,000Hz
コード長:2.5m
コードの太さ:Φ4.0mm
プラグ:ステレオ標準プラグ
質量:約200g
-
購入金額
16,800円
-
購入日
不明
-
購入場所
KAOさん
2014/04/17
交換部品が幅広くあるのでびっくりしました。
世の中しらないことがいっぱいです。
音を聞いてみたいなと思いました。(*´ω`*)
がじおさん
2014/04/17
パーツをバラで買い集めても新品が組み上げられちゃいます。
かえってお高くなっちゃうので誰もやらないですけれど。(^^;;
高級ヘッドフォン程お値段しないですし、とてもいい物だとおもいますよ。