レビューメディア「ジグソー」

使用ゲームタイトルを書くとドン引きされるCD

某支配人さんのregretにつられて登録公開。


ゲームやアニメに音楽を提供している「I've」の曲を集めたアルバム「Girls Compilation」の4枚目。この頃主に作っていたのは年齢制限付きで女性キャラクターがいっぱい出てくるPC向けアドベンチャーゲーム…ぶっちゃけて言えば「ギャルゲー」の類の主題歌。

その手のゲーム主題歌というのはゲーム自体の初回特典としてシングルが付属したり、サウンドトラックにショート版のみ収録されたり、いざ販売されたとしてイベントや公式サイト通販限定だったりと入手が面倒なモノや時期を逃すと入手困難になるものが多い。


手持ちで登録しているものだとコレなんかがその代表だろう。ソフトハウスが独自に主題歌アルバムを出す事もあるがあまり例は多くない。

そんな中、ソフトハウスという枠ではなく音楽提供というカタチで携わった楽曲をCD音源化していった比較的稀な例がこのGIRLS COMPILATIONシリーズ。インディーズ扱いとはいえ、通販やPCゲームショップ等で比較的容易に入手できたありがたいCD。
収録されていた曲目当てに5人くらいに貸し出している事からもありがたみが判る。おかげでケースは傷だらけだが。

Vol.4 LAMENTとVol.5 OUT FLOWは03年に同時発売したものだがお財布が厳しかったのでVol.4のみ当時購入。ずばり目当てはトラック3の「Face of Fact」フルバージョン。これを使ったMADをつくりたかtt(ゲフンゲフン

歌詞カードは縦書き
歌詞カードは縦書き

もちろんそれぞれ使用されるゲームにあわせて曲調はバラエティに富んでいるのだが…半数くらいは「ギャルゲー」というより「エ○ゲー」という表現が似合うドキッツイ内容のゲームに使用された曲で、変な話収録ゲームのタイトルを書いただけでドン引きされるようなものも多い(それを考慮してかジャケットの表側にはソフトハウスロゴが帯にあるだけで収録ゲームの元タイトルが無い)。という訳で他のGIRLS COMPILATIONに比べてどちらかと言えばダークだったり寂しげな曲が多いのが特徴。

オリジナル曲のLamentもそれにあわせて暗く力強い雰囲気の曲で、後々のリアル鬼ごっこ提供曲を思い起こさせる。Face of FactにLamentはもちろん、そのほかの曲も何度も聞きたくなる曲が多く、購入から9年近く経った今でもポータブルオーディオに突っ込まれているお気に入りだ。

特に「ひぐらしのなく頃に」シリーズで使用されたI've曲が気に入った人にはそのルーツを探る意味でもオススメできるCDだろう。







登録連鎖Next Track


  • 購入金額

    2,940円

  • 購入日

    2003年頃

  • 購入場所

22人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (8)

  • 下小川さん

    2012/04/04

    おお、トラック一覧!改めて並ぶと曲タイトルとのギャップが恐ろしいッ!

    一時期アレコレ扱う流通にいたんですがもう、アレ系のアレはすっげえダイレクトなネーミングで会社のIMEがすごい変換精度になっていました。

    でもこのCDだけ見たらジャケット含め全然わからない!ふしぎ!!
  • はにゃさん

    2012/04/04

    さっそく Vol.5 を登録してきましたよwww
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