以前ご紹介した人気ゲーム「艦これ」のオーケストラアレンジ。
もともとあまりオーケストラ系の曲は聴かないのだが、ゲーム音楽ならではのキャッチーなメロディラインとジャズ?ピアニスト紅い流星
が主宰するサークル、東京アクティブNEETsに所属するアレンジャーいんどなめこのドラマチックなアレンジが気に入って入手した。それの新譜が出たというので入手してみた。
元々艦これのBGM自体もかなり高品位なもののようだけれど、それを上回るクオリティとダイナミックレンジでコイツも魅せる。
「海原へ(AL道中)」は勇壮な曲で、まさに意気揚々と海原に繰り出す感じの凜々しい曲。寄せては返すようなストリングスの波、コーンと言う感じの深海を進むようなイメージのエフェクト音も鳴り、イメージがわき起こる。同じテーマがやわらかな木管⇒張りのある金管と繰り返され徐々に盛り上がる!
「眼下の伊号」は前回はピアノで再現されたソナー音がたぶんウッドブロックか何か木系のパーカッションにふか~くリヴァーヴをかけた様な音になっており、より「それらしい」。こちらも勇壮な感じの曲なのだが、若干明るさに欠けるのは潜水艦隊という日陰者のイメージか、沈むときには生存者がほとんどいないと言うその運命を表しているのか。
「鎮守府の午後」はかわいらしい感じの小曲。日差しが差し込むまどろんだ雰囲気、という感じで、ゲームは知らんが題名からはホーム画面、もしくはヘルプ画面の音楽なのかな。柔らかい木管系のメロと緩やかに包み込むようなストリングスがが心地よい。
最後の「加賀岬」はどうやら、昨年夏(2015年7月)に母港のBGMとして実装されたもので...正規空母の加賀(CV:井口裕香)が歌うド演歌!www
「元曲(画像はうp主のオリジナル)」
「加賀岬」
なおこれはオーケストラアレンジではなく、東京アクティブNEETs系のメンツ(ピアノ:紅い流星、ベース:蒼い刹那、ドラム:ショボン、サックス:山石本薫、ギター:紫曹長)の演奏にオケがバックで付く、という感じ。ちょっと他の曲とは浮いてるがコレはコレで...w。曲としては新しめの曲が多いらしく、新譜として提督たちのウケはよいようだけれど、純粋に「曲」として評価するとベースの元曲が前回の方がよかったような...そこがチョイ点が辛い理由です。
【収録曲】
1. 海原へ(AL道中)
2. 士魂の護り
3. 索敵機、発艦始め!
4. 秋月の空
5. 眼下の伊号
6. 鎮守府の午後
7. 加賀岬
8. 加賀岬(カラオケver.)
「メドレー:艦隊これくしょんアレンジCD“第三次艦隊フィルハーモニー交響楽団”より」
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購入金額
1,543円
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購入日
2016年01月02日
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購入場所
メロンブックス
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