インク残量は、光学センサーとICチップの併用で、比較的正確に最後までインクが使用される。
底部給紙カセットと背面給紙の2WAY給紙で、普通紙と専用紙の使い分けが簡単。
CD/DVD/BDなどへのレーベルプリントにも対応。
PCとの接続は、USB2。PICT BridgeなどUSB接続で、カメラやメディアからの直接印刷にも対応。
但し、プリンタ側に液晶パネルなどが無いため、プリンタのみでの操作は、多少煩雑になる。
互換インクに対応する最後の製品となってしまった感があります。
使用する320/321系インクは、ICチップこそありますが、互換インクで正常動作が確認されています。
最新の325/326系インクは、まだ互換インクがありません。インク自体は320/321系も325/326系も同一のものが使用されており、補充インクの使用は可能です。(警告は出ます)
互換インクの利用で問題を起こしたことはありません。増量タイプの互換インクを常用しています。
印刷は、4色印刷の割には、比較的綺麗に印刷されます。しかし、微妙な中間調ではドットが目立つ事もあります。
このプリンタが8bitギャザリングの最終機。MGシリーズからは16bitギャザリングが可能になり、同じ4色機ベースでも、MG5130/5230の方が中間調の発色が綺麗な様に感じます
モノクロ印刷時の顔料系インクは、輪郭のはっきりした読みやすい印字を実現し、経年変化の劣化も少なくなっています。
この機種の世代より、プリントヘッドの位置調整が自動化されました。
専用紙、または高品位専用紙を利用して、パターンを印字し、内部センサで印字パターンを読み取り、自動的にヘッド位置の修正を行います。この間2~3分と処理も高速です。
この前の世代のプリンタは、用紙を右に寄せて印字するタイプでした。
右寄せは、ヘッドの搬送距離が短くなる為、印字速度が速くなる傾向がありますが、用紙が給紙時にエッジに引っかかり、折れたり詰まったりする可能性が高くなりがちです。本機世代から給紙が中央寄せになり、給紙のトラブルが激減しました。厚紙や封筒印刷でも、給紙詰まりはほとんど発生しません。
さらに、この世代のプリンタから64bit環境に、正式に対応しました。
Windows XP機に接続しネットワーク共有し、Windows VISTA、Windows 7の64bit機から印刷しています。
64bit環境では、メーカードライバは提供されておらず、OSのドライバを利用することになります。(プリンタードライバー機能拡張モジュールがあります) しかし、ごく稀に64bit環境からプリンタを認識しない場合があります。この場合は、Windows XP 64bit版のドライバを利用し、プリンタを接続している共有PCに「その他のOS用ドライバ」としてインストールするか、VISTA/7環境のクライアント側PCに、手動で導入する事で簡単に回避できます。
IE9の登場やFlashプラグインの64bit版の登場などで64bit化が進んだ現在では、プリンタ環境が対応している事も重要な機種選択のファクターとなるでしょう。
このプリンタが接続されているWindows XPマシンには、CanoScan 9900Fも接続しており、スキャナ側の操作ボタンでコピーが簡単に取れます。合わせて使うことで複合機として利用しています。
CD/DVD/BDのプリント用に「らくちんCDダイレクトプリント」が付属。簡単にレーベルデザインを作成し、印刷することが可能です。
おいらの環境では、今現在、最も利用頻度の高いプリンタです。
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購入金額
10,000円
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購入日
2007年02月頃
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購入場所
ビックカメラ.com
TENGA(元れとろ)さん
2011/02/22
どこいっても今は複合機が多いですが、やはり印刷するだけならプリンタ専用にしたほうがいい、と思うときもあります。
プリンタ/複合機で嫌なのは、メーカーの事情で毎年新モデルが出るたびに変わるインクですよね…。インクで儲けたいのはわかるけど、もっと安くしてもらいたいですね…。高すぎる。