レビューメディア「ジグソー」

FET焼損のジャンク品を修理!快調動いています(;=゚ω゚)=333

MSIのSocketAM2+マザーの「K9A2 CF-F」です。
CrossFireにも対応した上級モデルになります(;=゚ω゚)=333

【メーカー/型番】MSI / K9A2 CF-F(MS-7388)
【チップセット】AMD 790X / SB600
【Socket/Slot】SocketAM2+
【対応CPU】~PhenomⅡX6-1055T(~95Wまで)
【メモリスロット】DDR2×4
【拡張スロット】PCI-E(×16)×2、PCI-E(×1)×1、PCI×2
【主なオンボードデバイス】S-ATA×4、e-SATA×1、GigabitLAN、8chサウンド
【フォームファクタ】ATX
【リリース時期】2007年11月
【発売時の記事】
http://ascii.jp/elem/000/000/085/85237/

このマザーはAMD790X(VGA機能非搭載)を搭載し、RADEONの2枚挿しのCrossFire(以下CF)に対応しています。上位の790FXはCF時16+16レーンで動作しますが、790Xは8+8レーンで動作します。

拡張性もATXモデルなので、そこそこ高いです。
また、BIOSのアップデートでAM3のCPUにも対応し、6コアのPhenomⅡX6にも対応します(;=゚ω゚)=333

ちなみにMSIのCPU対応表示を見てみると・・・・
http://www.msi.com/product/mb/K9A2-CF.html#?div=CPUSupport
右上のところに、赤字の英文でシリアルナンバー601-7388-010で始まる場合は、CPUは95Wに制限されますって書いています・・・ 確認すると、ズバリ該当していましたorz よって95Wまで対応です(^^;


このマザーはジャンク屋で500円で購入しました。
動かそうとすると動作しません・・・・
ボードを良く見るとCPUの電源生成用のFETが焼損していましたorz
ひょっとすると、125Wや140WクラスのCPUを動作させて、過負荷による焼損かも知れません。
(箱や取説には詳細な対応CPUや95Wの制限が書いてないですし・・・)

とりあえず、壊れたFETの型番を調べて、データシートと睨めっこ。
偶然、部品取りマザーに同じFETが使われていたので交換してみた。
(交換前の写真撮り忘れたorz)
FETを交換したところ
FETを交換したところ


通常、FETの故障モードはショートである為、テスターでチェックして抵抗値とダイオードVfレベルは問題ないレベルであることを確認。もちろん、他の部分が故障して、FETが2次故障とも考えられるのでこれで完治したかどうか不明です(^^; 最悪、もう一回焼損したり、豪快に炎上する可能性もありますガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル

とりあえず、壊れても良いような最低限の生け贄パーツ(Sempron3200+、DDR2-512MB、RADEON X300、安物の電源)を接続(`・ω・´) シャキーン
緊張&緊迫の電源初投入(^^;
緊張&緊迫の電源初投入(^^;


恐る恐る、ドライバの先でPWR_ONをチョン!とショート・・・

パポツ!
とりあえず、無事に起動・・・
ハードウェアモニターで各電圧が正常に供給されていることを確認。
問題無さそうだワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
ハードウェアモニター画面
ハードウェアモニター画面


今のところ不具合なく動作しています。
500円でX6のCPUとCrossFire対応のマザーが手に入りました♪
これだから、ジャンクは止められないんですね(^^;
(泣きを見ることも多いですがorz)

注意:電源関係の修理は発火の危険性が高いので、決して真似をしないでくださいm(_ _)m
  • 購入金額

    500円

  • 購入日

    2010年頃

  • 購入場所

    日本橋のジャンク屋のどれか・・・忘れた・・・

17人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (5)

  • ガトーさん

    2011/07/30

    いくらトランジスタを付け替えるだけと言っても、マザーボードっすよ(^^;;;
    つか、そのトランジスタが壊れてるってどうしてわかるんだろう・。・
    なんかもう、色々と笑うしか無いですねwwwwww
    Cooooooooooool!!!
  • ふっけんさん

    2011/07/30

    リーダーさん

    修理か部品取りをしないと勿体無いですしw

    ガトーさん

    DC/DCコンバータ搭載のマイコンボードと思えばw
    FETの場合短絡故障なので、テスターのダイオードや抵抗測定モードでドレイン-ソース間を計ってやれば、低い値0.1~数十Ωを示すのですぐにわかります。
他2件のコメントを表示

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